買うならどっち?スイッチとスイッチライトの違いを徹底比較!

Nintendo Switch

この記事を読まれている方は、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)とSwitch Lite(スイッチライト)のどちらを買うべきか、悩まれているのではないでしょうか。

結論から申し上げますと、どちらを買うべきか悩んでいるのであれば、買うべきは「Switch」のほうです!特に、初めて購入する場合、最初の1台目はSwitchを買うことを強く推奨します。

SwitchかSwitch(有機ELモデル)のどちらを買うべきかは、記事の最後に解説します。

この記事では、SwitchとSwitch Liteの違いを比較しながら、

・なぜSwitchを買うべきか?
・SwitchとSwitch(有機ELモデル)のどちらを買うべきか?
・それでもSwitch Liteを買うべき人とはどんな人か?

について説明していきます!

筆者自身は、最初にSwitch Liteを購入し、半年も経たないうちにSwitchを購入しており、現在は有機ELモデルの抽選待ちという状況です。この体験から熱弁していきます!

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スイッチとスイッチライトを徹底比較

まずは、SwitchとSwitch Liteの機能の違いを確認しておきます。

Switchは2017年3月に発売され、2019年8月にバッテリー持続時間を強化したモデルにモデルチェンジしています。

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Switch Liteは、携帯モードに特化したモデルとして2019年9月に発売されています。

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さらに、2021年10月には、ディスプレイに有機EL(OLED)を採用した「Nintendo Switch(有機ELモデル)」が発売されました。

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Switch(有機ELモデル)、Switch、Switch Liteのスペックを以下の表で比較します。

 Switch
有機ELモデル
SwitchSwitch Lite
プレイモードTVモード
テーブルモード

携帯モード
携帯モード
画面の大きさ7.0インチ
(1280×720ピクセル)
6.2インチ
(1280×720ピクセル)
5.5インチ
(1280×720ピクセル)
サイズ縦:102mm
横:242mm
厚:13.9mm
縦:102mm
横:239mm
厚:13.9mm
縦:91.1mm
横:208mm
厚:13.9mm
重さ約420g約398g約275g
本体保存
メモリー
64GB32GB
バッテリー
持続時間
約4.5-9.0時間約3.5-7.0時間
遊べるソフトすべてのスイッチソフト携帯モードに対応した
すべてのスイッチソフト
Joy-Con
(HD振動
 モーションIRカメラ)
×
Nintendo Switch
ドッグ

有線LAN搭載
×
価格37,980円(税込)29,980円(税込)21,978円(税込)

大まかにいうと、Switch(有機ELモデルを含む)には、

◎いろんなモードでプレイできる
画面が大きめ
バッテリーの持ちが良い
遊べるソフトが多い
Joy-ConやNintendo Switchドックが付属

という利点があり、Switch Liteには

軽くて持ち運びやすい
安い

という利点があります。

それぞれの違いについて細かく見ていきます。

なお、これらの利点を比較するにあたっては、SwitchとSwitch(有機ELモデル)には大きな違いがないため、以下ではSwitchとSwitch Liteを比較する形で説明していきます。

プレイモードの違い

写真:製品HPのスクリーンショット

SwitchとSwitch Liteの最大の違いは、プレイモードの違いだと言っても過言ではありません。

Nintendo Switchの遊び方には以下の3つがあります。

・TVモード
テレビ画面に接続し、大画面でゲームを楽しめるほか、家族や友人同士などでリビングに集まってゲームを楽しめる。ファミコンやプレステのように、家庭用ゲーム機みたいなスタイルで楽しむモードです。

・テーブルモード
本体の背面スタンドを利用して画面を立てて遊ぶモードです。一人で遊ぶのはもちろん、Joy-Conを二人で分け合ったり、外部コントローラーを接続すれば、複数人で対戦や協力プレイを楽しむこともできます。

・携帯モード
ニンテンドーDSやゲームボーイのように本体のみで遊ぶモードです。通勤や通学中など、場所を選ぶことなくいつでも気軽にゲームを楽しめます。

Switchは3つのモードすべてに対応していますが、Switch Liteは携帯モードに特化しているため、TVモードやテーブルモードが使えません。

SwitchSwitch Lite
プレイモードTVモード
テーブルモード

携帯モード
携帯モード

それってそんなに重要なことなの?と思われるかもしれません。しかし、編集部が最初からSwitchを買えばよかったと考えた最大の理由が、この違いなのです!

Switch Liteの大きなデメリット1.大画面でプレイできない

デメリットは2つあります。

まず、体力溢れる10代の頃とは異なり、携帯モードで小さな画面を見ながら肩がちぢこまるような姿勢でゲームを長時間プレイしていると、確実に目の疲れや肩の凝りに悩まされます。

この疲労感は、テレビ画面に繋いで大きな画面で目線をまっすぐに保つ姿勢でプレイする、つまりTVモードでプレイすることで、だいぶマシになります。一度Switchを大画面でプレイする楽さを覚えてしまうと、携帯モードがなかなかに不十分に感じます。

そういうわけで、特に30代以降の人には、Switchを激推しします。

加えて、画面が大きいほうが臨場感を楽しめる操作しやすいなどのメリットもあります。

ポケモンのダイマックスのシーン(編集部撮影)

「ポケモン剣盾」の目玉であるダイマックスなんかは大画面のほうが迫力がありますし、「あつ森」の島クリエイターも大画面のほうが地道作業のうんざり感が減ります。「スマブラ」も元々はNINTENDO64(昔のテレビゲーム機)のゲームなだけあって、大画面のほうがしっくりきます。

ちなみに、Switch Liteでも、外部コントローラーと、スタンドまたはスタンド機能のついたSwitch Lite用カバーを用意すれば、一応テーブルモードのように楽しむことはできます。

写真:写真:編集部でのニンテンドースイッチライトのプレイスタイル

Switch Liteの大きなデメリット2.ゲーム配信できない

Switch Liteは、ゲーム画面を外部に出力することができません。つまり、ゲーム映像を録画し続けることができません。

ゲーム配信は見る専であるか、ゲーム配信とは無縁な方だとしても、いつしかゲーム配信に憧れて、「自分もやってみたい!」と思う時が来るかもしれません。はたまた、人に見せないにしても、好きなキャラクターの映像を保存しておきたいと思う日が来るかもしれません。

そんな時、Switchを選んでおけば、ゲームの楽しみ方が広がります!

筆者が好きなキャラクター(編集部撮影)

筆者は、Switchにキャプチャーボードを接続し、「あつ森」の某お気に入りキャラクターの映像を撮影・編集し、一人でムフフと楽しんでいますが、基本的に対戦ゲームが好きなので、こんな楽しみ方をする未来があるとは1ミリも予想していませんでした。人生何が起こるか分かりません。

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大きさ、重さ、バッテリーの違い

写真:製品HPのスクリーンショット

続いて、本体サイズ、重量、バッテリーについて見ていきます。これは、Switch、Switch Liteどちらにも良い点があります。

Switch Liteのメリット:持ち運びやすく、スマホ1台分軽い

Switch Liteは携帯モードに特化しているだけあって、持ち運びには最適です。Switchよりも一回り小さいのでカバンにも収納しやすいです。

さらに、SwitchとSwitch Liteは、重さが128gも違います。iPhone SEの重さが144gですので、Switch Liteのほうがスマホ1台分軽いと言えます。この重量の違いは、カフェや公園で長時間プレイする際の腕の疲労感に直結します。

スイッチスイッチライト
サイズ縦:102mm
横:239mm
厚:13.9mm
縦:91.1mm
横:208mm
厚:13.9mm
重さ約398g約275g

Switchのメリット:画面が大きく、バッテリ―持ちが良い

サイズ感や重量の面ではSwitch Liteに軍配が上がりますが、Switchはサイズが大きい分、画面サイズが大きく、バッテリーが長持ちするという優位性があります。

スイッチスイッチライト
画面の大きさ6.2インチ
(1280×720ピクセル)
5.5インチ
(1280×720ピクセル)
バッテリー
持続時間
約4.5-9.0時間約3.5-7.0時間

画面が大きいほうが良いという話は前の章で散々したので、ここではバッテリーについて書きます。

写真:編集部でのスイッチライトプレイスタイル

バッテリー持続時間は、Switchの方が30%程度長く持続します。Switch Liteでゲームに集中しているとバッテリーの警告が出ることが度々あり、バッテリーは大容量に越したことがないと実感しています。

とはいえ、モバイルバッテリーをよく持ち歩く方であれば、そんなに問題はないでしょう。もしお持ちでない方は、以下で安くて高品質なモバイルバッテリーを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

▷ 【安い&高品質】eスポーツ向けおすすめモバイルバッテリー紹介!

遊べるゲームとJoy-Con付属の違い

写真:製品HPのスクリーンショット

Switchは、本体から取り外し可能なJoy-Con(ジョイコン)が付属しています。

一方で、Switch Liteはコントローラーと本体が一体化しており、コントローラーだけを取り外すことはできません。

スイッチスイッチライト
遊べるソフトすべてのスイッチソフト携帯モードに対応した
すべてのスイッチソフト
Joy-Con
(HD振動
 モーションIRカメラ)
×
Nintendo Switch
ドッグ
×

この取り外し可能なJoy-Conの有無は、プレイすることができるゲームの種類に影響します。

運動系のゲームをするならSwitchがマスト

写真:製品HPのスクリーンショット

例えば、『フィットボクシング』はJoy-Conを握ってプレイするゲームであり、携帯モードに対応しておらず、Switch Liteだけではプレイすることができません。

Switch Liteで『フィットボクシング』や『リングフィットアドベンチャー』などの携帯モード非対応なゲームをプレイしたい場合は、別途Joy-Conを購入すれば、プレイできるようにはなります。

ただし、Joy-Conは純正品であれば7000円台、Joy-Conの充電グリップも2000円台と、追加購入した場合は結局Switchを買うのと大して金額が変わらないと言えます。

また携帯モードに非対応なゲームの多くは大画面でのプレイを前提としているものが多いので、Switch Liteの小さな画面では少しプレイがしづらいです。

総合的に見ると、こうした運動系のゲームを視野に入れている方は、Switchがマストです。

ゲーム体験を大きく変える「HD振動」機能

また、Switch LiteのコントローラーはJoy-Conではないので、HD振動に対応していません。HD振動とは、自分のアクションに対応してコントローラーが振動する機能です。

このHD振動は魅力の一つで、ゲーム体験を大きく変えると思っています。自分のアクションに応じて振動が起きると、アクションの手ごたえがありますし、よりゲームの世界に引き込まれます。振動機能を一度覚えてしまうと、味のないガムを噛むくらい、振動しないコントローラーが味気なく感じてしまいます。

ゲームにより没入したいなら、HD振動機能のついたJoy-ConがついているSwitchを選ぶのが手っ取り早いです。Switch Liteの場合は、Joy-Conを別途購入するか、HD振動機能のついた外部コントローラーの購入を強くお勧めします。どちらを選んでも、HD振動の良さをぜひ体感していただきたいと思っています!

まとめ:スイッチライトではなく、スイッチを買うべき理由

これまで見てきたことを一言でまとめますと、

・Switch…ゲームを100%満喫できるが高価
・Switch Lite…安いけれど遊び方に制限あり

と言えるかと思います。

今どちらを買うか悩んでいる方は、まだ自分のゲームスタイルが明確でなかったり、「スイッチってなんとなく楽しそう!」という期待を持って、購入を検討されていることかと思います。1万円の差があるので、購入を悩む気持ちもよく理解できます。

それでも、せっかくSwitchの世界、新しいゲーム体験の正解に飛び込もうというのであれば、ぜひSwitchのほうを買って、自由にゲームを楽しんでもらいたいと思います!

これからどんなゲームが発売されて、どんなゲームを大好きになるかは予測できません。特に、ゲーム初心者な方ほど、あらゆる楽しみ方をする可能性があります。

実際筆者も、Switch本体を買ってから初めて興味を持ったゲームや、Switchを買わなかったら出会えなかった楽しさがたくさんありました。たとえば、新型コロナによってステイホーム生活を強いられなければ、『フィットボクシング』に興味を持つことはなかったでしょう。

任天堂は昔から、ファミコンやゲームボーイ、Wii、DSなどで、ゲームの新しい楽しみ方を創り上げている企業です。今後も新しいゲームをどんどん提案してくれることでしょう。そうした新しい楽しみを体験する機会を制限されてしまうのは勿体ないです。

どちらを買おうか「悩んで」いる方にこそ、ぜひともSwitchのほうを手にして頂きたいなぁと思います!

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SwitchとSwitch(有機ELモデル)はどちらを買うべき?

Switchには有機ELモデルもあるわけですが、ただのSwitchと有機ELモデルのSwitch、どちらを買うべきなのでしょうか?

結論から言うと、価格差5000円が気にならないのであれば、可能な限り有機ELモデルを買った方が後悔がなくておすすめです!

以下に、有機ELのほうが良い理由を述べます。

有機ELモデルの良い点1:有線LANポートの搭載

有機ELモデルのSwitchドックには、有線LANポートが搭載されています。

有線LANでのインターネット接続は、無線接続に比べて高速で安定しています。このため、TVモードでスマブラやスプラトゥーン3、Apex Legendsなどのeスポーツ系のオンライン対戦ゲームを本気でプレイするのであれば、有線LANで接続したほうが遅延や切断のストレスなく快適にプレイできます。

有機ELではないSwitchでも、ドックにUSB有線LANアダプターを刺せば有線LAN接続も可能となりますが、任天堂ライセンス商品は品薄で価格が高騰していますし、アダプターをわざわざ買うくらいであれば、有機ELモデル買っておいた方がいいです。

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有機ELモデルの良い点2:ディスプレイが大きくて綺麗

有機ELモデルは、その名の通りディスプレイに有機ELが採用されています。

有機ELパネルは、通常のSwitchに採用されている液晶パネルと比べて明るい表示が可能です。また、黒色が締まったコントラストの高い美しいゲーム映像を楽しむことができます。

晴れた日の真昼に野外でSwitchをやろうとすると、最大限明るくしても暗くて画面がよく見えないことが多々ありますが、明るくて綺麗な有機ELモデルであれば野外でもプレイしやすいのが利点です。

また、画面サイズについても、通常のSwitchが6.2インチなのに対し、有機ELモデルは7.0インチと大きいです。大きいほうが単純に見やすく、携帯モードで長時間プレイする場合でも目の疲れやすさが減ります。

こうした理由から、編集部としては有機ELモデルの購入をおすすめします!

最後に:Switch Liteが向いてる人

写真:製品HPのスクリーンショット

最後に、Switch Liteを選ぶべき場合についても述べておきます。

実際、Switch Liteも素晴らしいゲーム機です。軽くて持ち運びやすいですし、ポップなカラーも可愛らしく、愛着の持てるゲーム機だと思います。筆者も、Switch Liteでなければ、こんなに持ち歩いてなかったかもしれません。

以下のような方は、Switch Liteを購入して正解だと思います。

・移動中の暇つぶしなど、外での利用がメインな方
・ゲームスタイルやプレイするゲームが明確に固まっている方
・そもそも自宅に大画面がなく、TVモードでプレイする予定のない方
・ゲーム配信やゲーム動画の撮影は絶対にしない!と思う方
・すでにSwitchを所有しており、持ち運び用に少しでも軽いものが欲しい方

編集部としては、最終的にはSwitch(有機ELモデル)とSwitch Liteの2台持ちがベストだと思いますので、先行してSwitch Liteを買っておくのもアリです。

以上です!最後までお読みいただきありがとうございました。あなたのSwitchライフが豊かなものになりますように。

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