【レビュー】DIGIFORCEのスイッチ用コントローラー(プロコン)は軽くて使いやすい!

Nintendo Switchレビュー記事

こんにちは。eスポーツをはじめよう!編集部です。

この度は、DIGIFORCE様より、Nintendo Switch用ワイヤレスコントローラーをご提供頂きましたので、2週間ほど使用した感想をレビューしていきたいと思います!サードパーティ製のSwitch用コントローラーの購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:ニンテンドースイッチ用プロコンおすすめ紹介

スポンサーリンク

DIGIFORCEのスイッチ用コントローラーとは

撮影:eスポーツをはじめよう!編集部

株式会社デジフォース(DIGIFORCE)は、PC・スマートフォンの周辺機器を開発・販売している日本の企業です。2012年に設立され、奈良県を拠点としています。他のメーカーにはないスタイリッシュなデザインの充電器やケーブルを中心に販売しており、2021年からはゲーミングデバイスの展開も開始しました。

今回ご提供いただいたNintendo Switch用ワイヤレスコントローラー(製品名:Wireless Controller for Nintendo Switch)は、ゲーミングデバイス製品の第一弾となります。社内のゲーマーが実際に様々なサードパーティ製コントローラーを使用してみて、「こんなものがあったらいいな」と思い描くものを開発したといいます。

価格は3,499円~5000円と、Amazonなどで見かける格安コントローラーほど安くないものの、任天堂の純正コントローラーよりは安いです。安さを売りにするというよりは、内部のチップなどを妥協せず高品質な仕上がりを重要視されたそうです。

また、純正コントローラーよりも機能が多いです(下の表を参照)。

 DIGIFORCE製任天堂純正
ジャイロセンサー
振動機能
Amiibo対応×
ホームボタンでのスリープ解除
連射機能×
マクロ機能×
重量199g310g
充電用接続端子USB Type-C
電池容量600mAh1,300mAh
DIGIFORCEと任天堂純正 Switchコントローラーの比較

「純正コントローラーよりも安くて品質の良いコントローラーが欲しい!」という方に向いている製品だと言えるでしょう!

開封の様子

それでは、まずは開封していきます!

撮影:eスポーツをはじめよう!編集部

外箱です。落ち着いたブルーでマットな質感です。Apple製品などのような高級感のある箱ではありませんが、内箱が丈夫な作りになっているため、商品をしっかり保護してくれます。

撮影:eスポーツをはじめよう!編集部

背面にはスペックなどが書かれており、分かりやすいです。

撮影:eスポーツをはじめよう!編集部

内箱を引き出して開封した状態です。使用前に充電をするよう注意書きされているところに、日本企業らしい気配りを感じました。

撮影:eスポーツをはじめよう!編集部

内容物です。本体、USB Type-Cのケーブル、取扱説明書(日本語・英語)、注意書きの紙、が入っています。丁寧で分かりやすい日本語の説明書が付いているのは良いですね!

撮影:eスポーツをはじめよう!編集部

本体のアップです。純正コントローラーにはない、連射ボタン、明るさ調節ボタン、振動調節ボタンが配置されています。そして、ホームボタンやキャプチャーボタンの位置が異なります。

撮影:eスポーツをはじめよう!編集部

下部にはペアリングボタンがあります。

撮影:eスポーツをはじめよう!編集部

ZRやZLのボタンは、純正コントローラーよりも上向きの角度がついています。

撮影:eスポーツをはじめよう!編集部

グリップ部分の背面には滑り止めがついており、握りやすいです。また、背面には4つのマクロボタンがついており、いずれも握りながら無理なく押せる位置にあります。

撮影:eスポーツをはじめよう!編集部
撮影:eスポーツをはじめよう!編集部

純正コントローラー(ブラック)と並べてみました。サイズ感に大差はありませんが、DIGIFORCEのコントローラーのほうがグリップ部分が若干肉厚な印象を受けます。

良かったポイント

続いて、2週間ほど使用した感想を述べていきます。この製品は有線接続と無線接続どちらも可能ですが、今回は無線接続で利用しました。

まずは、筆者が良かったと感じたポイントを紹介します!

1.ボタンが光る!

撮影:eスポーツをはじめよう!編集部

DIGIFORCEのコントローラーのユニークな点として、本体が光ることが挙げられます。

電源を入れると、A/B/X/Yボタン、Rスティック、中央のインジケータが光ります。また、マクロの設定中や連射中などにはRスティック部分の色が変わります。さらに、明るさ調整ボタンで光りの強さを4段階調節できます。

筆者はこれまで光るコントローラーを使ったことがなかったので、この特徴は単純にテンションが上がりました。光るゲーミングデバイスが好きな方におすすめできます!さらに、各設定が実行できているかを光の色で判断できるため、安心感を持って使えると感じました。

2.軽くて手になじむ!

素早い操作が求められるゲームを長時間プレイしていると、結構手が疲れてくるものです。筆者はいくつかのサードパーティ製コントローラーを所有していますが、素早い操作が必要なゲームを長時間プレイするという観点では、純正コントローラーに勝るものをこれまで見つけられていませんでした。

しかし、DIGIFORCEのコントローラーは、正直言って当たりです!まず、純正コントローラーよりも111gも軽量であるため、非常に軽く感じられます。さらに、グリップ部に滑り止めがあるため、滑ったりすることなく握っていられます。

あまりに軽くてフィット感が良いため、長時間プレイしているとコントローラーを持っていることを忘れてしまうくらい手になじむと感じました。個人差はあると思いますが、筆者は持ち心地を非常に気に入りました!

3.振動機能が強い!

Nintendo Switchは、体を使って楽しめるところも大きな特徴です。中でも振動機能は、ゲームの臨場感が増し、楽しさがアップする要素だと感じています。

振動の強さという点では、純正よりもサードパーティ製コントローラーのほうに軍配が上がる傾向にあります。たとえば、PXNのコントローラーは、振動の強さが気に入っていたので、『あつまれ どうぶつの森』などの激しくないゲームで使用していました。ただし、筆者の手には少々大きいサイズであるため、激しいゲームでは使いづらいという悩みがありました。

DIGIFORCEのコントローラーは、4段階の振動レベルを切り替えることができ、最大の振動はかなりブルンブルンします!これは純正コントローラーの振動よりもはるかに大きく、PXNのコントローラーに近いです。良い持ち心地でありながら強い振動も楽しめるところに大変満足しました。

4.Rスティックの入力ミスが起こらない!

DIGIFORCEのコントローラーは、RスティックやLスティックを倒した時の戻り方が、純正コントローラーよりも白黒はっきりしている印象を持ちました。ちょっとマニアックなコメントになりますが、筆者がよくやるゲームにおいては重要なポイントなので述べておきます。

『ポケモンユナイト』というゲームを純正コントローラーでプレイする際、Rスティックで方向を選びながらZRやRを押して技を出す動作を素早く行う際に、選んだ方向と逆の方向にわざが出てしまうことがよくあります(多くのプレイヤーが嘆いている問題です)。

これは、純正コントローラーのRスティックはなめらかに動くので、Rスティックをはじくように動かした反動で逆向きの入力がされてしまうことが原因だと考えています。一方で、DIGIFORCEのコントローラーは、このわずかな逆向きへの戻りを感知しないようで、逆向きにわざが出る問題が発生しませんでした

ゲームによっては純正の動きの方が良い場合もあるかもしれませんが、少なくともポケモンユナイトプレイヤーには激推しできるポイントだと思いました!

惜しかったポイント

続いて、筆者が惜しいと感じたポイントを述べます。

1.カチカチ音が大きめ

DIGIFORCEのコントローラーは、ボタン(特にA/B/X/Y)を押したときのカチカチとした音が大きめであり、バネの跳ね返り音のようなものが他のコントローラーよりも目立つように感じます。これは好みが分かれるところであり、よく言えばフィードバック感が強いと言えます。

ボイスチャットをしている際に相手に聞こえてしまうようなことはありませんし、密閉性の高いゲーミングヘッドフォンを使用していれば全く問題ありませんが、筆者の個人的感想としては、ボタンの音の大きさが少々気になってしまいました。

2.ZLとZRを深く押す必要がある

これも好みの問題にはなるのですが、ZL/ZRボタンを押し込んでから入力が判定されるまでの深さが、純正コントローラーよりも深いように感じます。筆者は手が小さめで、どちらかといえば軽めにボタンを押すクセがあるため、ZL/ZRボタンでわざを出したいときに判定まで押しきれないことが時々ありました。

1と2の特徴とを合わせると、軽い力で操作する人よりは、握力強めに操作する人によりフィットする押し心地になっているように感じました。

その他:マクロ機能と連射機能

格闘ゲームは『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ぐらいしかプレイしないため、あまり活用機会はありませんでしたが、純正コントローラーにはない大きな機能として「マクロ機能」「連射機能」があります。

今回は試しに『ポケットモンスター ソード』での卵孵化のルーティーン作業の一部をマクロ登録してみたり、『あつまれ どうぶつの森』で海を泳ぐ際のボタン連打に連射機能を活用してみたりしました。いずれも問題なく使え、操作も簡単でした。

マクロ登録に対応しているボタンは、A/B/X/Yボタン、十字ボタン、L/Rボタン、ZL/ZRボタン、であり、L/Rスティックの動きは登録できません。1回のマクロ登録で最大16個のボタン入力を登録できます。ボタンを駆使するゲームをプレイする方には嬉しい機能だと言えるでしょう。ぜひ使ってみてください。

まとめ

DIGIFORCEのSwitch用コントローラー「Wireless Controller for Nintendo Switch」は、高品質で機能性も充実しており、持ち心地にも優れたサードパーティ製コントローラーであると感じました!

納得のいくコントローラーが見つからない方や、品質の良いコントローラーを探している方は、試してみる価値があると自信を持って言えます!これを読んで気になった方は、ぜひ使ってみてください!

ニンテンドースイッチのほかの記事もどうぞ

▷ 買うならどっち?スイッチとスイッチライトの違いを徹底比較
▷ Switch用「プロコン」おすすめ厳選紹介
▷ Switch用おすすめ「ホリコン・ホリパッド」紹介
▷ Switch用「サードパーティ製Joy-Con」おすすめ紹介
▷ Switch用「グリップコントローラー」おすすめ紹介
▷ Switchのゲーム配信におすすめの「キャプチャーボード」紹介
▷ Switch向け「ゲーミングモニター」おすすめ紹介
▷ Switch向け「モバイルモニター」おすすめ紹介
▷ Switch用「ゲーミングヘッドセット」おすすめ厳選紹介
▷ Switch用に本当におすすめできる「SDカード」厳選紹介
▷ Switch用「ソフト収納ケース」のおすすめ紹介
▷ おすすめの「Switch Lite用カバー」厳選紹介
▷ 「Switch・Switch Lite用スタンド」おすすめ厳選

▷ スプラトゥーンにおすすめのコントローラー紹介
▷ ポケモンにおすすめのコントローラー紹介
▷ ゼルダの伝説におすすめのコントローラー紹介
▷ Switchのポケモンソフトおすすめ紹介