【2023年版】メンブレンキーボードおすすめ13選!

キーボード編集部のおすすめ

キーボードの購入を検討されている方の中には、「メンブレン式のキーボード」という条件でお探しの方もいらっしゃるでしょう。

メンブレンキーボードは、他のキースイッチのキーボードよりも価格が手頃であるほか、静かな打鍵音、内部にラバーを使用していることによる防水効果、そして独特の押し心地の良さといった魅力があります。

この記事では、おすすめのメンブレンキーボードをご紹介します!ぜひ、メンブレンキーボード選びの参考にしてみてください。

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メンブレンキーボードを選ぶときのポイント

まずは、数あるメンブレンキーボードの中から自分にぴったりのモデルを選ぶための3つのポイントをお伝えします。

選び方1.接続方式で選ぶ

選び方の1つ目は、接続方式です。

キーボードとPCの接続方式としては、主に以下の3種類があります。

・PCのUSBポートにケーブルで接続する「有線タイプ」
・USBドングルを使用してワイヤレス接続する「USBワイヤレスタイプ」
・Bluetoothを使用してワイヤレス接続する「Bluetoothワイヤレスタイプ」

ちなみにUSBドングルとは以下の写真ような物体で、USBワイヤレスタイプのキーボードに付属しています。USBドングルをPCのUSBポートに差し込むことで、ワイヤレス接続ができます。

筆者が持っているUSBドングルの図。これをUSBポートに刺せばワイヤレス接続できます。

有線タイプは、安定性が高く低遅延であり、電池交換の必要もないといったメリットがあります。一方でワイヤレスタイプは、ケーブルがないためPCデスクをすっきりさせることができ、持ち運びもしやすいといったメリットがあります。

ご自身のPCのUSBポートの数や、ケーブルの有無の希望などを考慮したうえで、どの接続方式が良いかを検討してみてください!

選び方2.キーボードのサイズで選ぶ

選び方の2つ目は、キーボードのサイズです。

キーボードにはいくつかのサイズがあります。

【フルキーボード】

上の図のように、ファンクションキーやHOMEキー群、テンキーがすべて揃っているものを「フルキーボード」と呼びます。キーボードの基本形であり、最も横長です。

【テンキーレスキーボード】

フルキーボードからテンキーを除いたものを「テンキーレスキーボード」と呼びます。「Tenkeyless」の頭文字から「TKL」などと表現されることもあります。

【コンパクトキーボード】

さらに、テンキーレスキーボードからファンクションキー、HOMEキー群のいずれか(または両方)を除いたコンパクトキーボードもあります。例として上の図はすべてが除かれたパターンです。

選び方

会計処理などで数字キーをよく使う方にとっては、テンキーは便利であるため、フルキーボードを選ぶと良いでしょう。

一方で、特殊なキーをあまり使わない方にとっては、テンキーレスキーボードやコンパクトキーボードを選んだ方が、マウスとキーボード間の手の移動距離が短くなるため作業効率が上がります。

ご自身の作業内容に合わせて、ベストなサイズを選んでみてください!

選び方3.キー同士の距離やキーの深さで選ぶ

選び方の3つ目は、キー同士の距離やキーの深さです。

この2つは、使い心地を左右する、地味に大切な要素です。

【キー同士の距離(キーピッチ)とは】

キーの中央から隣のキーの中央までの距離のことを「キーピッチ」と呼びます。最も一般的なのは18.5~19mmで、キーピッチが18.5~19mmなものを「フルサイズキーボード」と呼びます(キーボードのサイズである「フルキーボード」とは別の概念です。まぎらわしいですね)。

日本の多くのキーボードはフルサイズキーボードであるため、これから購入するキーボードもフルサイズキーボードの製品を選んでおくと、これまでと違和感なく使えるかと思います。

【キーの深さ(キーストローク)とは】

キーを押し込んだ時の深さを「キーストローク」と呼びます。単位はmmです。キーストロークの値が大きいほど、深い押し心地となります。

これまでノートパソコンの薄いキーボードを使っていた方が、急に深いキーストロークのキーボードを使うと、慣れない感じがするかもしれません。そのような方は、最初はなるべくキーストロークの値が低い製品を使うことで、次第に深いキーボードにも慣れていけると思います。

それでは、選び方のポイントを説明したところで、さっそくおすすめキーボード紹介に移ります!

USBワイヤレス(無線)接続キーボードのおすすめ

まずは、USBドングルを使ってワイヤレス接続を行う「USBワイヤレスタイプ」のメンブレンキーボードをご紹介します。

logicool K295 サイレント ワイヤレス キーボード:フルキーボードの定番

写真:製品ページのスクリーンショット

まずご紹介するのは、スイスのPC周辺機器メーカーであるlogicool(ロジクール)のメンブレンキーボード「K295 サイレント ワイヤレス キーボード」です。

サイズは、一般的な日本語配列レイアウトのフルキーボードであり、多くの人が違和感なく使用することができます。さらに、8つのホットキーが搭載されており、音楽の再生/一時停止やボリューム調整、メールソフトや電卓の起動をワンタッチで操作できます。

K295の発売日は2年前の2020年10月ですが、2023年4月時点で最も売れているメンブレンキーボードであり、メンブレン式のフルキーボードとしてはまさに定番です!

また、logicool独自の「SilentTouchテクノロジー」が採用されているため、従来製品よりもタイピング音が90%低減しています。静かな打鍵音にこだわる方でも快適に使えます。

バッテリーは単四形乾電池2本を使用し、想定電池寿命は最大24ヶ月と長寿命です。

水をこぼしても故障しにくい耐水設計になっており、耐久性にも優れています。

本体カラーは、グラファイトとオフホワイトの2色から選択できます。

安心の大手メーカーの、定番で売れ筋のメンブレンキーボードとしておすすめです!

レイアウト日本語配列
フルキーボード
キーストローク3.2mm
キーピッチ19mm(フルサイズ)
サイズ幅:441mm
奥行:149mm
高さ:18mm
(スタンド含まず)
重量498g(電池含む)

マウスとのセット版もあり!

また、マウスとセットになった「MK295 サイレント ワイヤレス セット」もあります。1つのUSBドングルで、キーボードとマウスを両方接続できます。USBポートの少ないPCで利用するなら、キーボードとマウスのセットもおすすめです。

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エレコム TK-FDM105TXBK:編集部イチオシのテンキーレス

写真:製品HPのスクリーンショット

続いてご紹介するのは、国内の大手パソコン周辺機器メーカーであるエレコムのメンブレンキーボード「TK-FDM105TXBK」です。

JIS規格に基づいた標準的な日本語配列テンキーレスキーボードです。テンキーが省略されている分コンパクトであるため、デスク周りのスペースを有効に使えます。エンターキーが大型であり、HOMEキー群も独立しているため、誤入力しにくく快適なタイピングが行えます。

バッテリーは単三型乾電池1本を使用し、約4年間電池を交換せず使える長持ち設計です。さらに、不使用時の電池の消耗を防ぐ電源スイッチを装備しているほか、電池の交換時期を知らせる電池残量表示ランプもついているため、バッテリー面でも安心感を持って使えます。

テンキーレスで扱いやすい、お手頃価格のメンブレンキーボードとしておすすめです!

レイアウト日本語配列
テンキーレス
キーストローク3.5mm
キーピッチ19.0mm(フルサイズ)
サイズ幅:364.3mm
奥行:150.8mm
高さ:33.5mm
(スタンド含まず)
重量507g(電池含まず)

マウスとのセット版

マウスとセットになった「TK-FDM105MBK」もお得です。

USB有線接続版

同じ仕様でUSB有線接続のモデル「TK-FCM103XBK」もあります。こちらはさらに安いです。

locigool WIRELESS COMBO MK240 / MK245 NANO:人気のコンパクトキーボード

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写真:製品HPのスクリーンショット

続いてご紹介するのは、スイスのPC周辺機器メーカーであるlogicool(ロジクール)のメンブレンキーボードとマウスのセット「WIRELESS COMBO MK240 / MK245 NANO」です。

こちらは、メンブレンキーボードとマウスがセットになった商品であり、1つのUSBドングルで、キーボードとマウスの両方をワイヤレス接続できます。

このキーボードは、浅めのキーストロークであるため、普段ノートPCの薄いキーボードを使っている方でも親しみやすくなっています。さらに、テンキーやHOMEキー群が省略された、非常にコンパクトなサイズ感となっています。

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写真:編集部のデスクを撮影

編集部でも、MK245 NANOのソリッドホワイトを利用しています。ノートPCに外部ディスプレイを接続し、USBドングルを1つ差し込むだけでデスクトップPCのように編集作業ができるので、大変便利です。見た目がスタイリッシュなのも気に入っています。

バッテリーは単四型乾電池1本を使用し、キーボードは最大3年間、マウスは最大1年間電池が持ちます。

カラーは、ソリッドブラック(MK245nBK)、ソリッドホワイト(MK245nWH)、ブラック×イエロー(MK240nBC)の3色があります。

筆者の周りでもMK240 / MK245 NANOのファンは多く、まさに人気のコンパクトメンブレンキーボードとなっています。価格もセットで2,700円前後とお手頃です。

レイアウト日本語配列
テンキー、HOMEキー群なし
キーストローク2.5mm
キーピッチ19.0mm(フルサイズ)
サイズ幅:288mm
奥行:139mm
高さ:21mm
重量344g(電池含まず)

ソリッドブラック

ソリッドホワイト

ブラック×イエロー

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USB有線接続キーボードのおすすめ

続いて、ケーブルを用いて接続を行う「有線タイプ」のメンブレンキーボードをご紹介します。

エレコム TK-FFCM01BK:ベーシックな有線フルキーボード

写真:Amazonのスクリーンショット

まずご紹介するのは、国内の大手パソコン周辺機器メーカーであるエレコムのメンブレンキーボード「TK-FFCM01BK」です。

TK-FFCM01BKは、フルキーボードサイズでありながらも、デスクのスペースを有効に使えるよう極限まで本体が小型化されています。しかし、キーピッチはフルサイズの19mmを確保しており、標準的な日本語配列で快適なタイピングが可能です。

写真:Amazonのスクリーンショット

接続方式はUSB有線接続であり、ケーブル経由で電気が供給されるため、電池切れの心配なく使えます。

実売価格2,000円以下という安さでありながら、基本を押さえた使いやすい定番キーボードとしておすすめです!

レイアウト日本語配列
フルキーボード
キーストローク2.8mm
キーピッチ19.0mm(フルサイズ)
サイズ幅:435.0mm
奥行:128.0mm
高さ:23.7mm
重量563g

logicool KEYBOARD K120:薄型デザインで人気

写真:製品HPのスクリーンショット

続いてご紹介するのは、スイスのPC周辺機器メーカーであるlogicool(ロジクール)のメンブレンキーボード「KEYBOARD K120」です。

KEYBOARD K120は、2013年3月から9年以上にわたって販売されている、非常に人気のロングセラーモデルです。大きな特徴は、薄型デザインのフルキーボードである点です。スマートな印象を与えるだけでなく、手首への負担も軽減されます。

薄型でありながらもキーストロークは2.8mmを確保しており、しっかりとした押し心地も味わえます。また、最大1,000万回のキーストロークに耐えられる丈夫なキーを採用しているため、耐久性も高いです。

接続方式はUSB有線接続であり、ケーブル経由で電気が供給されるため、電池切れの心配なく使えます。

保証期間も3年と、長く安心して使える薄型メンブレンキーボードとしておすすめです!

レイアウト日本語配列
フルキーボード
キーストローク2.8mm
キーピッチ19.0mm(フルサイズ)
サイズ幅:441mm
奥行:149mm
高さ:19.5mm
重量550g

サンワサプライ「SKB-KG3」:コンパクトで収納性高い

写真:製品HPのスクリーンショット

続いてご紹介するのは、日本の老舗コンピュータ関連機器メーカーであるサンワサプライのメンブレンキーボード「SKB-KG3」です。

SKB-KG3は、テンキーとHOMEキー群を取り除き、文字入力だけに特化したコンパクトなキーボードです。

コンパクトキーボードでありながらも、キーピッチは19mmとフルサイズを確保しており、違和感なく使うことができます。また、よく使うエンターキーやバックスペースは大型化されており、使いやすくなっています。

写真:製品HPのスクリーンショット

さらに、使用しない時はキーボードを立てておけるのも魅力です。

接続方式はUSB有線接続であり、ケーブル経由で電気が供給されるため、電池切れの心配なく使えます。さらに、ケーブルは左・右・中心の3方向に固定可能であるため、机の空間を有効に使えます。

本体カラーは、ブラック(SKB-KG3BKN2)とホワイト(SKB-KG3WN2)の2色から選べます。

収納性を重視する方におすすめのコンパクトなメンブレンキーボードです!

レイアウト日本語配列
テンキー、HOMEキー群なし
キーストローク3.8±0.3mm
キーピッチ19mm(フルサイズ)
サイズ幅:306.4mm
奥行:129.1mm
高さ:27.4mm
重量370g

テンキーレスタイプもあり

同じ仕様でテンキー付きのタイプ「SKB-KG2」もあります。

Bluetoothワイヤレス(無線)接続キーボードのおすすめ

続いて、Bluetoothを使ってワイヤレス接続を行う「Bluetoothワイヤレスタイプ」のメンブレンキーボードをご紹介します。

エレコム TK-FBM112BK / TK-FBM111BK:フルサイズ・テンキーレスを選択可能

写真:製品HPのスクリーンショット

まずご紹介するのは、国内の大手パソコン周辺機器メーカーであるエレコムのメンブレンキーボード「TK-FBM112BK」および「TK-FBM111BK」です。

2つの違いはキーボードのサイズであり、TK-FBM112BKはフルキーボード、TK-FBM111BKはテンキーレスキーボードとなっています。サイズ以外の仕様は同じです。

レイアウトは、JIS規格に基づいた標準的な日本語配列であるため、多くの人が違和感なく使用することができます。エンターキーが大型であり、HOMEキー群も独立しているため、誤入力しにくく快適なタイピングが行えます。

Bluetoothワイヤレス接続では、最大3台のマルチペアリングに対応しています。切り替えボタンを押すだけで、登録したPCやスマートフォンに瞬時に切り替えることができます。

また、スマートフォンやタブレットでの利用のために、姿勢に合わせて傾斜角度を2段階に調節できる角度調節スタンドが付属しています。

1つのキーボードで複数のデバイスに使えるメンブレンキーボードとしておすすめです!

TK-FBM112BKTK-FBM111BK
レイアウト日本語配列
フルキーボード
日本語配列
テンキーなし
キーストローク3.5mm3.5mm
キーピッチ19.0mm(フルサイズ)19.0mm(フルサイズ)
サイズ幅:447.7mm
奥行:136.0mm
高さ:31.6mm
(スタンド含まず)
幅:364.3mm
奥行:150.8mm
高さ:33.5mm
(スタンド含まず)
重量568g(電池含まず)507g(電池含まず)

フルキーボードタイプ(TK-FBM112BK)

テンキーレスタイプ(TK-FBM111BK)

logicool SIGNATURE K650:★編集部イチオシ!

写真:製品ページのスクリーンショット

続いてご紹介するのは、スイスのPC周辺機器メーカーであるlogicool(ロジクール)のメンブレンキーボード「SIGNATURE K650」です。

サイズは、Windows向けレイアウトのフルキーボードですが、各キートップにはMacで使うときのCmdキーやOptionキーの印字もされており、Mac miniやMacbookなどのmacOSデバイスでの利用にも対応しています。

写真:製品ページのスクリーンショット

SIGNATURE K650は、薄型で洗練されたスタイリッシュな外観も魅力です。本体には、プレーンな触り心地のパームレストが搭載されています。テンキー(数字キー)で入力する際にもスムーズに手を滑らせることができ、疲れにくくなっています。

接続方式は、Bluetoothワイヤレス接続に加えて、USBワイヤレス接続にも対応しています。あらゆるPCやスマートフォン、タブレットなどに使用することができます。

本体カラーは、オフホワイト(K650OW)と、グラファイト(K650GR)の2色があります。

★おすすめポイント★
洗練されたデザインのキーボードであり、自宅にも職場にもなじみやすいです。パームレスト一体型であるため手や腕や肩の疲れを軽減してくれます。また、BluetoothとUSB無線接続の2つのワイヤレス接続に対応しており、煩わしいケーブルの取り回しも不要です。大手PC周辺機メーカーの製品で品質やサポートにも安心感が持てる、編集部イチオシの一台です!

レイアウト日本語配列
フルキーボード
キーストローク3.2mm
キーピッチ非公開
サイズ幅:457.3mm
奥行:193.5mm
高さ:24.0mm
重量700.23g

オフホワイトモデル(K650OW)

グラファイトモデル(K650GR)

logicool K370s / K375s MULTI-DEVICE:iPhone・iPadでも使いやすい

写真:製品HPのスクリーンショット

続いてご紹介するのは、同じくlogicool(ロジクール)のメンブレンキーボード「K370s / K375s MULTI-DEVICE(マルチデバイス)」です。

サイズは、Windows向けレイアウトのフルキーボードですが、各キートップにはMacで使うときのCmdキーやOptionキーの印字や、iOS系デバイスで使う際の英語配列の記号が追加で印字されているため、Apple製品との相性も良いです。

写真:Amazonの製品ページをスクリーンショット

また、Bluetoothワイヤレス接続に加えて、USBワイヤレス接続にも対応しています。あらゆるPCやスマートフォン、タブレットなどに使用することができます。Bluetoothワイヤレス接続では、最大3台のデバイスに接続できます。

本体カラーは、黒地にホワイト(K370s)と、黒地にダークグレー(K375s)の2色があります。

Appleデバイスをよく使う方や、利便性の高いメンブレンキーボードを探している方におすすめです!

レイアウト日本語配列
フルキーボード
キーストローク2.5mm
キーピッチ19mm(フルサイズ)
サイズ幅:435.5mm
奥行:137.5mm
高さ:20.5mm
重量475g(単四型乾電池2本を含む)

黒地にホワイト(K370s)

黒地にダークグレー(K375s)

ゲーミングキーボードのおすすめ

続いて、ゲームプレイのために設計されたゲーミングキーボードの中から、普段使いにも併用しやすいメンブレンキーボードをご紹介します。

ビット・トレード・ワン BFKB92UP2:普段使いにもおすすめ

写真:製品HPのスクリーンショット

まずご紹介するのは、電子部品や工具の製造販売を行う日本企業であるビット・トレード・ワンのメンブレンゲーミングキーボード「BFKB92UP2」です。

ビット・トレード・ワンは、自社のオンラインサイトで自作キーボードキットを取り扱っているなど、キーボードマニアの間では知名度の高い企業です。

BFKB92UP2は、シンプルな外観でテンキーレスサイズのゲーミングキーボードです。派手なイルミネーション機能はありませんが、複数キーの同時押しの認識など、ゲーミングキーボードとしての機能は十分に備わっています。

写真:製品HPのスクリーンショット

特に、キーボードの押し込みについては、プランジャー構造という特殊な構造により、斜めからキーを押し込んでもブレることなく垂直に押すことができます。また、本体重量も1kgを超えており、強い力でキーボードを押し込んでも抜群の安定感があります。

PCとの接続方式は、USB有線接続です。ケーブル経由で電気が供給されるため、電池切れの心配なく使えます。

価格は6000円台と、ゲーミングキーボードとしてはお手頃です。ゲームと併用したい方や、高速なキー入力を安定して行いたい方におすすめのメンブレンキーボードです!

レイアウト日本語配列
テンキーなし
キーストローク3.8±0.4mm
キーピッチ19mm(フルサイズ)
サイズ幅:367mm
奥行:148mm
高さ:34mm
重量1,028g(ケーブル含む)

フルキーボード版もあり!

同じ仕様でサイズがフルキーボードのモデル「BFKB109UP1」も販売されています。

Razer Cynosa V2:人気メーカーの定番

写真:製品HPのスクリーンショット

続いてご紹介するのは、世界的なゲーミングデバイスメーカーであるRazer(レイザー)のメンブレンゲーミングキーボード「Cynosa V2(レイザー サイノサ ヴイツー)」です。

Razerは、幅広いゲーミングデバイスを展開している人気ゲーミングブランドです。プロゲーマーも納得のクオリティとデザイン性の高さに定評があり、世界のユーザ数も1億人以上と、たくさんのファンに愛されています。

Cynosa V2は、フルキーボードサイズのキーボードであり、Razerがeスポーツプレイヤー向けに独自開発したメンブレン式のキースイッチが採用されています。柔らかなソフトクッションがキーのしっかりとした押し込みを支え、良質な使い心地となっています。

専用メディアキーも備えられており、音楽や映像の停止、再生、スキップの操作や、明るさや音量の調整をキーボードから行えて便利です。

また、キーボード本体を光らせることができます。カスタマイズ用のソフトウェア「Razer Synapse(レイザー シナプス)」を使えば、キーボードの光らせ方(ライティング・エフェクト)を自由にカスタマイズできます。

PCとの接続方式は、USB有線接続です。ケーブル経由で電気が供給されるため、電池切れの心配なく使えます。さらに、ケーブルを整理して収納できる溝があり、3方向に自由にケーブルを引き出すことができます。デスク環境に応じたケーブルの取り回しが可能で、マウスの操作を邪魔しません。

プロ御用達の人気ブランドのお手頃価格のメンブレンキーボードとしておすすめです!

レイアウト日本語配列・英語配列
フルキーボード
キーストローク– mm(非公開)
キーピッチ– mm(非公開)
サイズ幅:463mm
奥行:167mm
高さ:30mm
重量1,140g

日本語配列

英語配列

※英語配列モデルは2023年4月時点で在庫切れの状態です。

筆者はこのCynosaシリーズを使っています。静かさとスムーズな押し心地押したキーを完璧に認識してくれることで、Cynosaシリーズを大変気に入っています。

★レビュー記事
▷ 【レビュー】Razer Cynosa Chromaは高速入力しやすくて最高!

普段使いもできるメンブレンゲーミングキーボードとして自信をもっておすすめできます!

Razer Ornata V3 X:薄型で入門にもおすすめ

写真:Amazonのスクリーンショット

続いてご紹介するのは、同じくRazer(レイザー)のメンブレンゲーミングキーボード「Ornata V3 X(オルナタ ブイスリー エックス)」です。

Ornata V3 Xは、フルキーボードサイズの薄型キーボードであり、薄型静音メンブレンスイッチが採用されています。柔らかなソフトクッションがキーのしっかりとした押し込みを支え、良質な使い心地となっています。

写真:製品ページのスクリーンショット

キースイッチだけでなくキーキャップもスリムであるため、キーボード全体が薄型となっています。手首を自然な位置に置くことができるため、長時間の使用でも負担になりにくいです。

キーボードのサイズはフルキーボードです。配列は日本語配列と英語配列から選べます。

接続方式は、USBでの有線接続です。また、腕を置くためのパームレストも付属しています。

薄型のメンブレンゲーミングキーボードとしておすすめです!

レイアウト日本語配列・英語配列
フルキーボード
キーストローク– mm(非公開)
キーピッチ– mm(非公開)
サイズ幅:443mm
奥行:144mm
高さ:31mm
重量719g

日本語配列

英語配列

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エルゴノミクスキーボードのおすすめ

最後に、人間の身体を研究し、負担を抑えるために設計された「エルゴノミクスキーボード」のうち、おすすめのメンブレンキーボードをご紹介します。

サンワサプライ SKB-ERGシリーズ:体の負担を低減

写真:製品HPのスクリーンショット

ご紹介するのは、日本の老舗コンピュータ関連機器メーカーであるサンワサプライのエルゴノミクスメンブレンキーボード「SKB-ERGシリーズ」です。

負担の少ない自然な角度で手を配置することができるよう、キーボードが左右に分割された独特のデザインとなっています。日本メーカー製ということもあり、日本人の体型に合わせて設計されています。

このシリーズには、以下の3モデルがあります。サイズ、接続方式、トラックボールの有無が異なります。

SKB-ERG3BK:テンキーレス、USB有線接続のモデル
SKB-ERG5BK:テンキーレス、USB有線接続、トラックボール付きのモデル
SKB-ERG6BK:フルキーボード、USBワイヤレス接続、トラックボール付きのモデル

写真:製品HPのスクリーンショット

SKB-ERG5BKとSKB-ERG6BKには、トラックボールが装備されています。

通常、マウスを使用するときには、キーボードから手を放し、マウスまで手を移動しなければいけません。トラックボールがあれば、親指でマウス操作が可能であるため、手を大きく動かすことなくマウスポインタの移動やクリックが行えます。マウス操作のための手の移動をなくすことで、手首や肩の負担を下げることができます

また、SKB-ERG5BKには、トラックボールの上にスクロールホイールも備わっているため、マウスなしでもスムーズにパソコン操作が可能です。

SKB-ERG3BKにはトラックボールはありませんが、日本人向けのエルゴノミクスキーボードが4千円前半という安さで購入できるのが魅力です。

手首の負担を軽減したい方におすすめできるメンブレンキーボードです!

SKB-ERG3BK
SKB-ERG5BK
SKB-ERG6BK
レイアウト日本語配列
テンキーなし
日本語配列
フルキーボード
キーストローク4.5±0.2mm40mm
キーピッチ19.0mm(フルサイズ)19.0mm(フルサイズ)
サイズ幅:350mm
奥行:203mm
高さ:43mm
幅:521mm
奥行:236mm
高さ:38mm
重量SKB-ERG3BK 780g
SKB-ERG5BK 790g
844g

SKB-ERG3BK:テンキーレス・USB有線接続

SKB-ERG5BK:テンキーレス・USB有線接続・トラックボール付き

SKB-ERG6BK:フルキーボード・USBワイヤレス接続・トラックボール付き

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