エルゴノミクスキーボードのおすすめ11選【2023年最新】

キーボード編集部のおすすめ

長時間のキーボードを使用していると、どうしても手首の疲れや肩こりに悩まされがちです。実は、こうした疲労の原因の一つは、「キーボードやマウスを使う動作が、人間の体にとって負担であるため」なのです。

キーボード使用時の負担を軽減するには「エルゴノミクスキーボード」がおすすめです。エルゴノミクスキーボードは、人間の手指の動きが自然に行えるような特殊な形状をしているため、通常のキーボードよりも疲労感が軽減します。

この記事では、おすすめのエルゴノミクスキーボードをご紹介します!

エルゴノミクスキーボードは海外メーカーの製品が多いですが、今回は、正規代理店や各社日本法人より販売されており、国内で安心してサポートが受けられる良質なものだけを厳選しました!

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エルゴノミクスキーボードとは

まずは、そもそもエルゴノミクスキーボードとは何か?についてお伝えします。

エルゴノミクスとは「人間工学」の意味です。人間工学とは、人間の自然な性質に合わせて機械設計やデザインをするための学問です。人間が環境に合わせるのではなく、人間に合うような環境を作っていくという考え方です。こうした人間工学のアプローチで開発されたのが、エルゴノミクスキーボードです。

たとえば、キーボードを使うときは、肩や両腕を中心に寄せるような形になります。しかし、机に何も考えずに腕をポンと置いてみると分かりますが、人間が自然にしている時は、肩は中央に寄っておらず、腕を持ち上げた時も正面にまっすぐ持ちあがるはずです。

編集長の腕

また、キーボードを打鍵するときは、どうしても手がキーボードに対して水平になり、手首が上向きに反れる形になります。しかし、腕を脱力してみると分かりますが、手は親指が上側で小指が下側、手首は反れるよりは内側に丸まるほうが自然な状態です。

編集長の手

普通のキーボードを打つ動きは、やれば誰でも出来てしまうのですが、実は体にとっては不自然な動きであるため、長く打鍵し続けていると疲労に繋がってしまうのです。

エルゴノミクスキーボードは、こうした人間の手首や腕・肩の動きを研究し、なるべく自然な状態で使用できるような形状で開発されています。例えば、肩を中央に寄せないために、キーボードが左右に分離していたり、手を水平にしなくてよいように中央部分が盛り上がっていたりします。

そのため、見た目が個性的なキーボードに仕上がっていますが、使い続けることで、疲労の軽減に大幅に効いてくるのです。

エルゴノミクスキーボードについて理解を深めたところで、続いておすすめのエルゴノミックキーボード紹介に移ります!

日本語配列・英語配列が選べるキーボードのおすすめ

まずは、キー配列が日本語配列と英語配列から選べるエルゴノミクスキーボードのおすすめをご紹介します。

Microsoft「Surface Ergonomicキーボード」

A man using the Surface Ergonomic Keyboard
写真:製品HP

まずご紹介するのは、Microsoft(マイクロソフト)のエルゴノミクスキーボード「Surface Ergonomic(サーフェス エルゴノミック) キーボード」です。

Microsoftは古くからエルゴノミクスキーボードを販売しています。Surface Ergonomicキーボードは、1994年に発売されたNatural (ナチュラル)シリーズ、2013年に発売されたSculpt(スカルプト) Ergonomicキーボードの後継となるエルゴノミクスキーボードです。Microsoftの長年培ったノウハウが蓄積されたエルゴノミクスキーボードだと言えます。

写真:製品HPのスクリーンショット

Surface Ergonomicキーボードの特徴はデザイン性にあります。自然なアーチ状の形状により、使う人の手と手首を自然な位置に保ちます。この形状が作業時の姿勢を改善します。正確なタイピングが可能で、長時間使用しても疲れがたまりません。

写真:製品HPのスクリーンショット

手首を衝撃や圧迫から守ってくれるクッションには、上質なツートングレーのAlcantara(アルカンターラ)製生地を採用しています。Alcantaraの生地は高級自動車の内装などに採用されている人工スエードです。手首を支えるとともに、キーボードの美しさを際立てています。

Surface Elgonomic
キーボード
接続方式Bluetooth
サイズフルキーボード
横幅:46.0cm
奥行:22.9cm
高さ:3.5cm
キーの種類パンタグラフ
価格16,478円(税込)
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ARCHISITE「Mistel BAROCCO MD770」

写真:製品ページのスクリーンショット

続いてご紹介するのは、ARCHISITE(アーキサイト)のエルゴノミクスキーボード「Mistel BAROCCO(ミステル バロッコ) MD770」です。

ARCHISITEは、高級キーボードメーカーとしても有名な、PC周辺機器の開発・販売を行う日本企業です。

写真:製品ページのスクリーンショット

Mistel BAROCCO MD770は、二分割型であるため、キーボードを自由に配置できるのが大きな特徴です。手の大きさや肩幅の広さ、腕の長さなど自然な姿勢は人によって異なります。使う人それぞれが最もリラックスできる間隔で、好きな角度に配置できるため、肩への疲労が軽減されます。

Mistel BAROCCO MD770には、標準モデルと、キーボードが光るRGBモデルの2種類があります。以下で1個ずつご紹介します。

Mistel BAROCCO MD770の標準モデル

まずは、Mistel BAROCCO MD770の標準モデルを紹介します。

キースイッチにはメカニカルスイッチが採用されています。日本語配列では、メカニカルスイッチの種類ごとに4種類(Cherry MX 茶軸、青軸、赤軸、静音赤軸)のモデルが販売されています。英語配列では、4種類に加えてCherry MX クリア軸の1モデルが追加されています。

Mistel BAROCCO MD770
接続方式USB有線
サイズテンキーレス
横幅:32.0cm
奥行:14.0cm
高さ:2.8~3.5cm
(左右ユニット合体時)
キーの種類メカニカル(以下を選択可能)
・Cherry MX 茶軸
・Cherry MX 青軸
・Cherry MX 赤軸
・Cherry MX 静音赤軸(ピンク軸)
・Cherry MX クリア軸
価格2万円台

日本語配列のCherry MX 茶軸モデルはこちらです。

日本語配列のCherry MX 青軸モデルはこちらです。

日本語配列のCherry MX 赤軸モデルはこちらです。

日本語配列のCherry MX 静音赤軸モデルはこちらです。

英語配列のモデルはこちらです。

Mistel BAROCCO MD770 RGB

写真:製品ページのスクリーンショット

続いて、キーボードが光るモデルである「Mistel BAROCCO MD770 RGB」を紹介します。

こちらのモデルでは、ゲーミングキーボードのように華やかなライティングを楽しむことができます。

日本語配列では、メカニカルスイッチの種類ごとに4種類(Cherry MX 茶軸、青軸、赤軸、静音赤軸)のモデルが販売されています。英語配列では、4種類に加えてCherry MX スピードシルバー軸の1モデルが追加されています。

写真:編集部で撮影

編集部にも、Mistel BAROCCO MD770 RGBの静音赤軸モデルを使っているメンバーがいますので、使い勝手をインタビューしてみたところ、以下のような感想を述べていました。ぜひ参考にしてみてください。

★良かった点★
「キーボードが2つに分かれているのは、1週間も使っていたら慣れます。使い始めてみると明らかに肩と腕がほとんど疲れなくなりました。今は普通のキーボードを使うと窮屈に感じることがあるくらいです」

★悪かった点★
矢印キーの並びは独特で、個人的には致命的に使いにくいです。Fnキーとの組み合わせでも矢印キーの入力ができるので、Fnキーとの組み合わせで使っています」

Mistel BAROCCO MD770 RGB
接続方式USB有線
サイズテンキーレス
横幅:32.0cm
奥行:14.0cm
高さ:2.8~3.5cm
(左右ユニット合体時)
キーの種類メカニカル(以下を選択可能)
・Cherry MX 茶軸
・Cherry MX 青軸
・Cherry MX 赤軸
・Cherry MX 静音赤軸(ピンク軸)
・Cherry MX スピードシルバー軸
価格2万円台

日本語配列のCherry MX 茶軸モデルはこちらです。

日本語配列のCherry MX 青軸モデルはこちらです。

日本語配列のCherry MX 赤軸モデルはこちらです。

日本語配列のCherry MX 静音赤軸モデルはこちらです。

英語配列のモデルはこちらです。

Kinesis「Advantage2」

写真:https://kinesis-ergo.com/keyboards/advantage2-keyboard/

続いてご紹介するのは、Kinesis(キネシス)のエルゴノミクスキーボード「Advantage2(アドバンテージ ツー)」です。

Kinesisは、人間工学に基づいたキーボードなどを製造・販売しているアメリカのメーカーです。日本国内では正規代理店であるエジクン技研から販売されています。

Advantage2は、4万円台という高額でありながら、日常的に長時間キーボードを操作するプログラマーなどに昔から愛され続けているロングセラーなエルゴノミクスキーボードです。

Advantage2の特徴の一つは、お椀状のキー配列です。指を曲げ伸ばしする時、指の先端は弧を描くように動きます。この自然な曲げ伸ばしの軌道上にキーを配置しているため、お椀状となっているのです。自然な指の動きでタイピングできるため、プログラマーの職業病の一つである腱鞘炎や手根管症候群の抑制や予防に有効です。

また、エンターやスペース、バックスペース、デリートといったよく使うキーを親指に割り当てています。これにより、小指などの他の指の使い過ぎによる負担の軽減を実現しています。

写真:https://kinesis-ergo.com/shop/savant-elite2-triple-pedal/

さらに、オプションのフットスイッチを組み合わせることで、手や手首、肩の負担を減らすことができます。フットスイッチとはその名の通り、足でキーを制御するためのスイッチです。手の負担の軽減を突き詰めると、他の身体部位を利用するという発想に至るようです。斬新ですね。

フットスイッチには、エンターやスペース、シフトなど使う頻度の多いキーや「Ctrl+C」などのショートカットを登録できます。キーボード操作だけではなく、マウスの各種クリックを設定することもできます。マウス操作を足で補助することで、キーボードとマウス間の手の移動を少なくすることができます。

Kinesis Advantage2
接続方式USB有線
サイズテンキーレス
横幅:42.0cm
奥行:20.4cm
高さ:7.4cm(最大)
キーの種類メカニカル(以下を選択可能)
・Cherry MX ピンク軸(赤軸の静音タイプ)
・Cherry MX 茶軸
価格6万円台

日本語配列

Cherry MXピンク軸採用モデルはこちらです。

Cherry MX茶軸採用モデルはこちらです。

英語配列

Cherry MXピンク軸採用モデルはこちらです。

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Kinesis
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Cherry MX茶軸採用モデルはこちらです。

オプション製品

オプションのフットスイッチも便利です。

シングルタイプのフットスイッチもあります。

日本語配列のみのキーボードのおすすめ

続いては、キー配列が日本語配列のみのエルゴノミクスキーボードのおすすめをご紹介します。

Logicool「ERGO K860ワイヤレススプリットキーボード」

写真:製品ページのスクリーンショット

まずご紹介するのは、Logicool(ロジクール)のエルゴノミクスキーボード「ERGO K860」です。

Logicoolは、スイスのPC周辺機器メーカーです。定番と言われるようなキーボードを多数販売しており、国内でもキーボードメーカーとして評価の高いメーカーです。

ERGO K860の特徴の一つは、3層構造のピロー付きリストレストです。リストレストとは、手首を置くためのクッションのことです。

表面である1層目には、なめらかで触り心地の良い丈夫なニット生地、2層目には手首や手のひらの圧力を平等に分散させる高密度フォーム、3層目には個々人の手の形に添った形状記憶フォームがそれぞれ配置されており、手首の疲労を軽減します。

写真:製品ページのスクリーンショット

また、革新的なパームリフト機能も特徴の一つです。パームリフトとは手首の位置を調整するものであり、キーボードの手前の角度を0°、-4°、-7°から選べます。この角度調整によって、座っていてもスタンディングであっても、利用者の状態に合わせて手首を自然で快適な位置に保持することができます。

ERGO K860
接続方式USB無線、Bluetooth
サイズフルキーボード
横幅:45.6cm
奥行:23.3cm
高さ:4.8cm
キーの種類パンタグラフ
価格16,940円(税込)

マウスとのセット版

ERGO K860は、Logicoolのエルゴノミクスマウスとのセットとしても販売されています。

エルゴノミクスマウスの購入を合わせて検討している方におすすめです。マウスの種類も選べます。

Kensington「Pro Fit Ergo 有線/ワイヤレスキーボード」

写真:製品HPのスクリーンショット

続いてご紹介するのは、Kensington(ケンジントン)のエルゴノミクスキーボード「Pro Fit Ergo(プロフィットエルゴ)シリーズ」です。

Kensingtonは、アメリカのPC周辺機器及びオフィスエルゴノミクス製品のブランドです。

写真:製品HPのスクリーンショット

Pro Fit Ergoシリーズの特徴の一つは大きな内蔵リストレストであり、手首を優しく支えて快適な打鍵を実現します。また、リストレストの裏面には、傾斜をつけるための調整可能なスタンドを備えており、手首側の高さを調整可能です。この高さ調整と大きなリストレストによって、肩から腕、手首、手を自然な状態に保つことができます。

キースイッチは、防水のパンダグラフキーボード(ノートPCによく使われている薄型のキー)のため、タイピング音も小さく職場での利用にもおすすめです。

また、世界的には英語配列も販売されていますが、正式に日本で販売されているのは日本語配列のみです。

Pro Fit Ergoシリーズには、有線接続タイプである「Pro Fit Ergo有線キーボード」と、無線接続タイプの「Pro Fit Ergoワイヤレスキーボード」の2種類があります。

Pro Fit Ergo有線キーボードはUSBでPCと有線接続し、Pro Fit ErgoワイヤレスキーボードはUSBアダプタによる無線接続とBluetoothでの無線接続が可能です。

Pro Fit Ergo
有線キーボード
Pro Fit Ergo
ワイヤレスキーボード
接続方式USB有線USB無線、Bluetooth
サイズフルキーボード
横幅:21.6cm
奥行:46.3cm
高さ:3.6cm
フルキーボード
横幅:21.6cm
奥行:46.3cm
高さ:3.6cm
キーの種類パンタグラフパンタグラフ
価格6千円台8千円台

Pro Fit Ergo有線キーボード

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Kensington
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Pro Fit Ergoワイヤレスキーボード

サンワサプライ 「KB-ERGシリーズ」

写真:https://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=SKB-ERG5BK

続いてご紹介するのは、サンワサプライの3つのエルゴノミクスキーボード「SKB-ERG3BK」「SKB-ERG5BK」「SKB-ERG6BK」です。

サンワサプライは、日本国内有数のPC周辺機器メーカーです。日本メーカー製ということもあり、日本人の体型に合ったエルゴノミクスキーボードとなっています。

「SKB-ERG3BK」「SKB-ERG5BK」「SKB-ERG6BK」の3種類の違いは、キーボードのサイズ、接続方式、トラックボールの有無です。

SKB-ERG3BKおよびSKB-ERG5BKは、テンキーレスで有線接続です。SKB-ERG6BKはテンキー付きのフルキーボードでUSBアダプタによる無線接続です。

写真:https://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=SKB-ERG5BK

また、SKB-ERG5BKとSKB-ERG6BKにはトラックボールが装備されており、サンワサプライのエルゴノミクスキーボードの最大の特徴だと言えます。

通常、マウスを使用するときには、キーボードから手を放し、マウスまで手を移動しなければなりません。しかし、親指で操作可能なトラックボールがあれば、手を大きく動かすことなくマウスポインタの操作やクリックが行えます。マウス操作のための手の移動をなくすことで、手首や肩の負担を下げることができます

SKB-ERG3BKSKB-ERG5BKSKB-ERG6BK
接続方式 USB有線USB有線USB無線
サイズ テンキーレス
横幅:35.0cm
奥行:20.3cm
高さ:4.3cm
テンキーレス
横幅:35.0cm
奥行:20.3cm
高さ:4.3cm
フルキーボード
横幅:52.1cm
奥行:23.4cm
高さ:3.8cm
キーの種類 メンブレンメンブレンメンブレン
トラックボールなしありあり
価格3千円台5千円台8千円台

SKB-ERG3BK

SKB-ERG3BKは、テンキーレス・有線接続のモデルです。トラックボールはついていませんが、日本人向けのエルゴノミクスキーボードが4千円程度という安さで購入できるのが魅力です。また、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)での動作確認も取れています。

SKB-ERG5BK

SKB-ERG3BKは、トラックボール付きのテンキーレス・有線接続のモデルです。こちらのモデルは、トラックボールの上にスクロールホイールも備わっているため、マウスなしでもスムーズにパソコン操作が可能です。また、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)での動作確認も取れています。

SKB-ERG6BK

SKB-ERG6BKは、トラックボール付きのフルキーボード・無線接続のモデルです。テンキーを良く使う方や、ケーブルを少なくしたい方にはこちらのモデルがおすすめです。

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Microsoft「Microsoft Ergonomic Keyboard」

写真:製品HPのスクリーンショット

続いてご紹介するのは、Microsoft(マイクロソフト)のエルゴノミクスキーボード「Microsoft Ergonomic Keyboard(マイクロソフト エルゴノミック キーボード)」です。

Microsoft Ergonomic Keyboardは、Microsoft 365(旧Office 365)専用のファンクションキー、絵文字、検索メディアコントロールを備えています。また、Officeキーやスクリーンショットを高速化する専用キーを備えることで、オフィスワークの生産性を大きく向上させます。

また、高級ファブリックに包み込まれたパームレスト(リストレスト)は、旧来のMicrosoftのエルゴノミクスキーボードよりもさらに改良が重ねられています。手首を自然な位置に保つことで終日快適に作業できます。Microsoftのエルゴノミクスキーボードは、仕事で長時間パソコンを操作するビジネスマンに最適だと言えます。

世界的には英語配列も販売されていますが、日本国内で正式に販売されているのは日本語配列のみです。

Microsoft Ergonomic
Keyboard
接続方式USB有線
サイズフルキーボード
横幅:48.58cm
奥行:26.12cm
高さ:7.41cm
キーの種類パンタグラフ
価格7,810円(税込)

マウスとのセット版

正確なトラッキングセンサーと2つのカスタマイズ可能なボタンを備えた同シリーズのマウス「Micosoft Ergonomic Mouse(マイクロソフトエルゴノミック マウス)」とのセット版も販売されており、お得な価格でおすすめです。

Microsoft「Sculpt Ergonomic Keyboard」

写真:Amazonのスクリーンショット

続いてご紹介するのは、同じくMicrosoft(マイクロソフト)「Sculpt Ergonomic Keyboard(スカルプト エルゴノミック キーボード)」です。

Sculpt Ergonomic Keyboardは、キーボードとテンキーが分離されており、キーボード本体はテンキーレスキーボードとなっていることが最大の特徴です。テンキーが分離されていることでマウスをキーボード本体の近くに配置し、キーボードとマウスの間の移動距離を短くすることが可能です。

写真:Amazonのスクリーンショット

また、パームリフトを使うことで、キーボードの手前の角度を変更することができます。角度を調整することで手首を自然な位置にまっすぐ保つことが可能になります。

世界的には英語配列も販売されていますが、日本国内で正式に販売されているのは日本語配列のみです。

Sculpt Ergonomic Keyboard
接続方式USB無線
サイズキーボード(テンキーレス)
 横幅:38.8cm
 奥行:20.8cm
テンキー
 横幅:9.28cm
 奥行:13.2cm
キーの種類パンタグラフ
価格8千円前後

マウスとのセット版

手首の快適さを最大限に高めるように設計されたマウスとのセットもあります。マウスにはWindowsボタンが搭載されており、ワンタッチでWindowsのスタートメニューにアクセスできます。

英語配列のみのキーボードのおすすめ

続いては、キー配列が英語配列のみのエルゴノミクスキーボードのおすすめをご紹介します。

Kinesis「Freestyleシリーズ」

写真:https://kinesis-ergo.com/shop/freestyle-pro/

まずご紹介するのは、Kinesis(キネシス)のエルゴノミクスキーボード「Freestyle(フリースタイル)シリーズ」です。

Kinesisは、人間工学に基づいたキーボードなどを製造・販売しているアメリカのメーカーです。日本国内では正規代理店であるエジクン技研から販売されています。

Freestyleシリーズは、二分割型であるため、キーボードを自由に配置できるのが大きな特徴です。手の大きさや肩幅の広さ、腕の長さなど自然な姿勢は人によって異なります。使う人それぞれが最もリラックスできる間隔で、好きな角度に配置できるため、肩への疲労が軽減されます。

写真:https://www.edikun.co.jp/kinesis/freestyle.htm

また、別売りのアクセサリを組み合わせることで、キーボードの角度やリストレストの有無などを調整可能です。ユーザにとって最適なキーボード環境を実現できます。

Freestyleシリーズには、「Freestyle2」「Freestyle Pro」「Freestyle Edge RGB」の3モデルがあります。以下で1つずつ特徴を説明します。

Freesyle2Freestyle ProFreestyle Edge RGB
接続方式USB有線USB有線USB有線
サイズテンキーレス
横幅:39cm
奥行:18.5cm
高さ:1.8-2cm
テンキーレス
横幅:40cm
奥行:18cm
高さ:3.2cm
テンキーレス
横幅:40cm
奥行:26cm
高さ:3.2cm
キーの種類メンブレンメカニカル
(選択可能)
・Cherry MX ピンク軸
 (赤軸の静音タイプ)
・Cherry MX 茶軸
メカニカル
(選択可能)
・Cherry MX 青軸
・Cherry MX 赤軸
・Cherry MX 茶軸
価格1万円台2万円台2万円台

Freestyle2

「Freestyle2」は、標準的な英語配列キーボードをベースに作成されており、価格もお手頃であるため、エルゴノミクスキーボードを初めて使う方におすすめのモデルです。

Windows(PC)対応、Mac対応の2種類があり、分割されたキーボードをつなぐケーブルの長さも9インチ(約23cm)と20インチ(約50cm)の2種類があります。合計4モデルが販売されています。

Windows(PC)対応版はこちらです。

Mac対応版はこちらです。

キーボードの角度やパームレストの有無を変えられる別売りアクセサリはこちらです。

Freestyle Pro

「Freestyle Pro」は、キー位置の入れ替え(リマップ)やショートカット登録(マクロ)の機能が備わった高機能モデルです。よく使うキーやショートカットを押しやすい位置に配置することで、体の負担をさらに低減できます。

また、Freestyle2はメンブレン式のキーボードですが、Freestyle Proはメカニカルスイッチを採用しています。スイッチの種類別に2つのモデル(Cherry MX ピンク軸、茶軸)が展開されています。また、Freestyle ProはWindows、Mac両対応です。

Freestyle Pro用の別売りアクセサリはこちらです。

Freestyle Edge RGB

写真:https://www.edikun.co.jp/kinesis/freestyle_edge.htm

「Freestyle Edge RGB」は、Freestyle Proの機能や使用感そのままに、ゲーミングキーボードとしての機能を搭載したエルゴノミクスキーボードです。

ゲーミングキーボードとして定番のメカニカルスイッチ(Cherry MX 青軸、赤軸、茶軸)が採用されています。

従来よりクッション性の高いリストレストを標準搭載しており、長時間のゲームプレイでも疲れにくい仕様になっています。1680万色のRGBバックライトは10種類の点灯パターンが用意されており、ゲームの雰囲気に合わせたイルミネーションを楽しめます

Perixx「Px Ergo Mechシリーズ」

写真:Amazonのスクリーンショット

続いてご紹介するのは、Perixx(ぺリックス)のエルゴノミクスキーボード「Px Ergo Mechシリーズ」です。

Perixxは、ドイツのPC周辺機器メーカーです。

Px Ergo Mechシリーズは、高い信頼性と耐久性を誇るKailh社のメカニカルキースイッチを採用したエルゴノミクスキーボードです。キースイッチは、クリック感と静音性のバランスの良い茶軸、クリック音が特徴的で正確な入力に適した青軸、スムースな押し感で高速な入力に適した赤軸から選択することができます。

キーボードが中央で分割されたデザインになっているため、手首と腕を自然なタイピング位置に置くことができます。また、キーボードには一体型のパームレストが付属しており、タイピング中の手のひらと手首をサポートすることで、手や腕への不要な圧力と筋肉の緊張を防ぎます。

写真:製品ページのスクリーンショット

また、キーボードは、奥側に向けて0°、-4°、-7°と3段階に角度調節することができます。机と椅子の高さやスタンディングでの作業などに合わせて角度を変えることで、身体への負担を減らします。

キーボードサイズは、すべてのキーがそろったフルキーボードタイプと、テンキーを省いたコンパクトなテンキーレスタイプが販売されています。

 フルキーボードタイプ
(PERIBOARD-535)
テンキーレスタイプ
(PERIBOARD-335)
接続方式USB有線
サイズフルキーボード
横幅:47.4cm
奥行:20.2cm
高さ:4.4cm
フルキーボード
横幅:42.1cm
奥行:22.5cm
高さ:5cm
キーの種類メカニカル
・Kailh 茶軸
・Kailh 青軸
・Kailh 赤軸
価格1万5千円前後1万3千円前後

フルキーボードタイプ

Kailh社の茶軸採用モデルはこちらです。

Kailh社の青軸採用モデルはこちらです。

Kailh社の赤軸採用モデルはこちらです。

テンキーレスタイプ

Kailh社の茶軸採用モデルはこちらです。

Kailh社の青軸採用モデルはこちらです。

Kailh社の赤軸採用モデルはこちらです。

Perixx「PERIBOARDシリーズ」

写真:https://perixx.com/store_jp/perixx-periboard-612-wireless-ergonomic-split-keyboard.html

続いてご紹介するのは、同じくPerixx(ぺリックス)のエルゴノミクスキーボード「PERIBOARD(ペリボード)シリーズ」です。

PERIBOARDシリーズの大きな特徴は、キーが中央で左右に扇状に分かれた配列になっている点です。両手を八の字形に開いて打鍵することができるため、姿勢が楽で解放感があり、長時間のタイピングでも疲労感がたまりません

また、キーの高さも立体的なカーブを描いています。大きな一体型リストレストでしっかりと手や腕をサポートするため、タイピング中の手や腕の形を自然に保ちます

写真:https://perixx.com/store_jp/periboard-512-classic-ergonomic-split-keyboard-white.html

さらに、PERIBOARDシリーズは、黒色だけではなく白色のモデルも国内で販売されています。編集部はパソコン環境を白で統一したい派なので、これは嬉しいポイントです。圧迫感のある黒いキーボードを部屋に置きたくない!という方にもおすすめです。

PERIBOARDシリーズには、「PERIBOARD-512」「PERIBOARD-612」「PERIBOARD-613」の3モデルがあります。

3つのモデルの違いは、接続方式とキーボードのサイズです。PERIBOARD-512はフルキーボード・有線接続、PERIBOARD-612はフルキーボード・無線接続、PERIBOARD-613はテンキーレス・無線接続となっています。

PERIBOARD-512PERIBOARD-612PERIBOARD-613
接続方式USB有線USB無線、Bluetooth USB無線、Bluetooth
サイズフルキーボード
横幅:48.06cm
奥行:23.37cm
高さ:4.4cm
フルキーボード
横幅:48.5cm
奥行:22.8cm
高さ:4cm
テンキーレス
横幅:40.64cm
奥行:27.94cm
高さ:5.08cm
キーの種類 メンブレンメンブレンメンブレン
価格6千円前後9千円前後7千円前後

PERIBOARD-512

PERIBOARD-512は、フルキーボード・有線接続のモデルです。3つの中では価格が最も安くてお手頃です。

PERIBOARD-612

PERIBOARD-612は、フルキーボード・無線接続のモデルです。なるべくケーブルをなくしたい方には無線接続タイプがおすすめです。

PERIBOARD-613

PERIBOARD-613は、テンキーレス・無線接続のモデルです。テンキーを使用しない方は、テンキーレスタイプのほうがキーボードとマウス間の移動距離が短くなるのでおすすめです。

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