グラフィックボード(グラボ)の購入を検討されている方の中には、GeForce GTX 1050ファミリが搭載されたグラフィックボードをお探しの方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、GeForce 10シリーズのエントリーモデルとして2016年の発売当初から人気が続く、GeForce GTX 1050ファミリの「GeForce GTX 1050 Ti」を搭載したグラフィックボードご紹介します!
関連記事
▷ 【ガチで厳選】おすすめグラフィックボード紹介
▷ GeForce GTX 1650搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
GeForce GTX 1050ファミリの性能
GeForce GTX 1050ファミリは、NVIDIA(エヌビディア)のGPU(Graphics Processing Unit:グラフィックス プロセッシング ユニット)ファミリです。GeForce 10シリーズの中では、エントリークラスであり手ごろな価格で人気のGPUファミリです。
GeForce GTX 1050ファミリには、3つのモデルがあります。2016年10月に基本となる「GTX 1050(2GB)」とその上位モデル「GTX 1050 Ti」が発売され、2018年3月にはGTX 1050 Tiのメモリ構成に機能制限を入れた「GTX 1050(3GB)」が発売されています。
GeForce GTX 1050ファミリは、Pascalアーキテクチャを採用しており、前世代のMaxwellアーキテクチャを採用したGPUに比べゲーミングテクノロジーとVR機能が強化されています。Overwatchなどの実際のゲームにおいても、前世代のGPUより高いパフォーマンスを発揮することが確認されています。
GTX 1050 Ti | GTX 1050(3GB) | GTX 1050(2GB) | GTX 750 Ti | |
---|---|---|---|---|
CUDAコア | 768基 | 768基 | 640基 | 640基 |
ブーストクロック | 1,392MHz | 1,518MHz | 1,455MHz | 1,085MHz |
ベースクロック | 1,290MHz | 1,392MHz | 1,354MHz | 1,020MHz |
メモリ構成 | GDDR5 4GB | GDDR5 3GB | GDDR5 2GB | GDDR5 2GB |
発売から年月が経過しているため、2023年の現在、グラフィックボードとして販売されているのは、GTX 1050 Tiを搭載した製品のみとなっています。そのため、この記事では、GTX 1050 Ti搭載のグラフィックボードに絞って紹介していきます。
GeForce GTX 1050 Ti搭載のおすすめグラフィックボード
それでは、「GeForce GTX 1050 Ti」搭載のおすすめグラフィックボードをご紹介します。
いずれもGPUは同じGeForce GTX 1050 Tiが搭載されていますが、製品ごとにグラフィックボードメーカー独自の機能などが追加されています。価格感と機能を参考に、用途にあったグラフィックボードを選んでみてください。
ASUS「PH-GTX1050TI-4G」
まずご紹介するのは、台湾のPC・スマートフォン関連メーカーであるASUS(エイスース)のグラフィックボード「PH-GTX1050TI-4G」です。
PH-GTX1050TI-4Gには、ファンの軸受けに2つのボールベアリングを採用した「デュアルボールベアリングファン」を搭載しています。このファンは高い耐久性を実現しており、通常のファンよりも最長2倍の寿命を誇ります。頻繁にメンテナンスを行えないようなPCでも、長期間安定して動作し続けることができます。
モニターへの接続方式は、1つのDisplayPort 1.4、1つのHDMI 2.0b、1つのDVI-Dに対応しています。同時に、最大3画面の映像出力が可能です。PCへの接続インターフェースはPCIe 3.0です。コアクロックはオーバークロックされておらずブーストクロックで1,392MHzです。ビデオメモリはGDDR5メモリを4GB搭載しています。
MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT LP」
続いてご紹介するのは、台湾発の自作PCパーツ・ゲーミングデバイスメーカーであるMSI(エムエスアイ)のグラフィックボード「GeForce GTX 1050 Ti 4GT LP」です。
GeForce GTX 1050 Ti 4GT LPは、高負荷なゲームのプレイや専用ツールによるオーバークロックといった過酷な使用方法にも耐えきれるよう、軍用グレードの認証を取得したコンデンサを採用しています。高負荷環境試験においては約10年の高い耐久性を実現しています。
モニターへの接続方式は、1つのDisplayPort 1.4、1つのHDMI 2.0b、1つのDL-DVI-Dに対応しています。同時に、最大3画面の映像出力が可能です。PCへの接続インターフェースはPCIe 3.0です。コアクロックはオーバークロックされておらずブーストクロックで1,392MHzです。ビデオメモリはGDDR5メモリを4GB搭載しています。
玄人志向「GF-GTX1050Ti-E4GB/DF3」
続いてご紹介するのは、日本のPC周辺機器サプライヤーであるシー・エフ・デー販売のパソコンパーツブランド玄人志向の「GF-GTX1050Ti-E4GB/DF3」です。
GF-GTX1050Ti-E4GB/DF3は、GPU管理ツールである「Xtreme Tuner Plus」を使用すれば、ファン速度やコアクロックの設定をユーザ自身が行うことができます。自身でオーバークロックの限界に挑戦できるところも魅力の1つです。
モニターへの接続方式は、1つのDisplayPort、1つのHDMI、1つのDVI-Dに対応しています。同時に、最大3画面の映像出力が可能です。PCへの接続インターフェースはPCIe 3.0 x16です。コアクロックはオーバークロックされておらずブーストクロックで1,392MHzです。ビデオメモリはGDDR5メモリを4GB搭載しています。
玄人志向「GF-GTX1050Ti-E4GB/SF/P2」
続いてご紹介するのは、玄人志向の「GF-GTX1050Ti-E4GB/SF/P2」です。
GF-GTX1050Ti-E4GB/SF/P2は、2021年3月に発売されており、GeForce GTX 1050 Ti搭載グラフィックボードとしては比較的新しい製品です。
製品の長さは166mmと、小型PCにも収まりやすいコンパクトサイズが特徴的なシングルファンのグラフィックボードです。ファンには、ジェットエンジンのパワーにヒントを得て設計された「ターボファンブレード」を採用しており、強力な風圧と気流で高い冷却性能を実現しています。
モニターへの接続方式は、1つのDisplayPort、1つのHDMI、1つのDVI-Dに対応しています。同時に、最大3画面の映像出力が可能です。PCへの接続インターフェースはPCIe 3.0 x16です。コアクロックはオーバークロックされておらずブーストクロックで1,392MHzです。ビデオメモリはGDDR5メモリを4GB搭載しています。
PCパーツ専門店でも探してみよう【おすすめショップ3つ】
PCパーツは品切れが多く、欲しいと思った時に手に入らないことも多いです。欲しいパーツがAmazonや楽天などで見つからなくて困った場合は、PCパーツ専門店で探してみましょう!
パソコンショップark(アーク)
パソコンショップark(アーク)は、秋葉原に店舗を構える老舗のパソコンショップです。
実店舗はツクモのように広くはないですが、自作パソコンマニアに人気の店であり、他店では取り扱いのないユニークなパーツを数多く取り揃えています。
そんなarkのネットショップも、ぜひチェックしてみてください!
TSUKUMO(ツクモ)
パソコン・PCパーツの専門店であるTSUKUMO(ツクモ)は、1947年から東京・秋葉原に店を持つ歴史のある自作パソコンのパーツショップです。
秋葉原に行ったことがある人なら真っ黒な店舗「TSUKUMO ex」を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。ビル一棟丸ごと店舗になっており、品ぞろえも豊富な大型ショップです。
そんなTSUKUMOのネットショップも、ぜひチェックしてみてください!
ソフマップ
ソフマップは、秋葉原を中心に全国展開する大手パソコン・パソコンパーツ販売店です。
秋葉原のソフマップは、様々なゲーミングブランドのPC・周辺機器が充実しているほか、2Fにはeスポーツ観戦施設もあります。
そんなソフマップのネットショップも、ぜひチェックしてみてください!
ほかのグラフィックボードも見てみる
▷ 【ガチで厳選】おすすめグラフィックボード紹介
▷ GeForce RTX 4090搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ GeForce RTX 4080搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ GeForce RTX 4070 Ti搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ GeForce RTX 3090/3090 Ti搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ GeForce RTX 3080/3080 Ti搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ GeForce RTX 3070/3070 Ti搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ GeForce RTX 3060/3060 Ti搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ GeForce RTX 3050搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ GeForce RTX 2060搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ GeForce GTX 1660/1660 Ti/1660 SUPER搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ GeForce GTX 1650搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ GeForce GTX 1050搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ GeForce GT 1030搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ Radeon RX 7900 XTX/XT搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ Radeon RX 6950 XT搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ Radeon RX 6900 XT搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ Radeon RX 6800 XT/6800搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ Radeon RX 6750 XT搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ Radeon RX 6700 XT搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ Radeon RX 6650 XT搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ Radeon RX 6600 XT/6600搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ Radeon RX 6500 XT搭載グラフィックボードのおすすめ紹介
▷ Radeon RX 6400搭載グラフィックボードのおすすめ紹介