クラロワで出会った「面白いネタデッキ」を4つ紹介!

クラロワ

クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)をプレイしていると、時折「そんなのアリ!?」と突っ込みたくなる面白いデッキに出会います。こうしたネタデッキは、特に3倍エリクサーなどのイベント時によく出現します。

この記事では、クラロワにひそむ面白いネタデッキをいくつか紹介してみたいと思います!

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サービス終了デッキ

「サービス終了デッキ」は、2020年4月ごろに流行していたデッキで、クラロワのゲーム性を崩壊させてしまいかねないほど強いデッキとして話題になりました。

戦い方
基本的な形としては、キングタワーの後ろからエリクサーゴーレムを出し、その後ろにバトルヒーラーを配置します。さらに、ダークネクロやインフェルノドラゴンなどを後ろに追加していきます。

バトルヒーラーやヒールスピリットによって回復するので、相手は手の打ちようがなくなります。極めつけとして、ユニットが溜まっている状態でレイジをかけたり、フリーズで相手にのユニットを抑えてしまったりすれば、もうお手上げです(フリーズの部分は、トルネードや矢の雨にする人もいます)。

このデッキは、実力を問わず、とにかくキングタワーの後ろから出しまくるだけで勝てます。最初からタワー3本折ることを目標とするデッキなので、守備もほとんどせず自陣へのダメージを許容し、残り1分の2倍エリクサータイムに入ってからとにかくゴリ押していくデッキです。

ただし、このデッキにも苦手な相手がいて、ロケットや巨大スケルトンが入っているデッキ、遅延スケラデッキなどではゴリ押しが成り立たず、負けてしまいやすいです。

今ではバランス調整によってマルチバトル(1v1)では使われなくなりましたが、3倍エリクサーなどのイベント時にまだまだ遊べるデッキです。

10秒デッキ(元祖・ゴブリンバレル型)

元祖10秒デッキは、その名の通り、秒速で試合が終了するデッキです。日本人プレイヤーであるMatatakiさんが生みの親と言われています。ファイアスピリットの部分がプリンセスであったり、スケルトンバレルが入っていたり、いくつかの亜種もあります。

戦い方
序盤はゴブリンギャングやスケルトン部隊、ディガーなどを両サイドに出しながら、相手のデッキの内容を様子見します。相手の呪文カードが手札にないタイミングや、相手のエリクサーが枯渇しているタイミングが来たら、キングタワーめがけてゴブリンバレルを投げ、ほぼ同時にミラーで2個目のゴブリンバレルを投げ、そこにクローンをかけます。

大量のゴブリンを処理ができなかった相手のキングタワーは大幅に削られ、ロケット数発で折れる範囲内になります。その後は守備をしたり、煽りプレイ(?)をしたりしながら、手札にロケットとミラー、ディガーとロケットなどがセットで回ってきたら、キングタワーに投げて一気に落とします。

このデッキは、出すだけでは勝てないので、相手の隙をつけるかどうかが肝になります。時にはミラー+クローンの形を一気に作らず、少しずつ削っていくいやらしさも必要です。序盤は相手に勝たせて余裕な気持ちにさせたところで、ここぞというタイミングで一気にキングタワーを秒速で折りに行くのです。

生みの親であるMatatakiさんはこのデッキで天界に到達しており、実力次第では日頃のマルチバトルでも通用するデッキのようです。いきなり使いこなすのは難しいですが、こちらも3倍エリクサーなどのイベント時に遊んでみると楽しいでしょう。

10秒デッキ(スケルトンラッシュ型)

こちらのデッキは、スケルトンラッシュ型の10秒終了デッキです。このデッキがYouTubeなどで紹介されているのは見たことがありませんが、筆者がマルチバトルで初めて出会った10秒デッキがこちらで、印象的だったので紹介します。

戦い方
スケルトンラッシュをキングタワーに向かって打ち、スケルトンが溜まったところでクローンをかけるか、ミラーで2回目のスケルトンラッシュを打ち、スケルトンの個体数を増やします。この状態で、キングタワーへのフリーズやレイジを追加し、一気にキングタワーを落とします。

手札にすべてが揃ったタイミングで実行するのがよく、それまではスケルトンを出したりエリクサーポンプを立てて回転させながらタイミングを待ちます。マスケットは守備要員です。

初手から攻めに行く場合、相手の手札に矢の雨、ポイズン、範囲攻撃系ユニットなどがなければ、処理のしようがなくなり、一気に勝利することができます。ただ、とにかくスケルトンラッシュで落とすことだけに特化しているデッキなので、相性の悪い相手だと失敗しますし、守備しきれなくなって負けます。博打的な要素が強い10秒デッキだと言えるでしょう。

運よく決まると気持ちの良いデッキですし、あまりの破天荒ぷりに相手も笑ってしまうかもしれません。真剣勝負に疲れて気分転換したい時などに試すと、面白い気分になれるデッキだと思います。

高回転ロケット削りデッキ

2020年3月ごろのイベント「無限エリクサーチャレンジ」の時に使われていたデッキです。このチャレンジは、7倍エリクサー状態の中で勝負するという内容で、高コストのユニットを高回転で出して戦えるレアなイベントでした。

戦い方
ロケット+ミラーを主軸としながら、とにかくすべてを捨てて、全カードを相手のキングタワーをめがけて出します。なるべく低コストのディガー、ゴブリンバレル、クエイク、ポイズンを回しながら、ロケット+ミラーでゴリゴリ削ります。

守備を一切しないので、とにかく時間との勝負です。エリクサーを微塵も漏らさないように最短最速でロケットを回し、勝利します。

キングタワーを呪文削りするという、7倍エリクサーだからこそできる夢のような暴挙です。相手がスケルトン部隊、ネクロマンサー、ダークネクロなどを中心とする数で勝負系の相手だと、時間的に間に合わず負けることもしばしばあります。運の要素が強いですが、当時はこのデッキで半分ぐらいの相手には勝て、チャレンジを終えることが出来ました。そして何より、勝てると楽しいです。

このデッキの出番は、再び7倍エリクサーチャレンジが来るまでお預けになりそうですが、クラロワ史に残る伝説的デッキの1つだと思います。

以上で、クラロワの面白いネタデッキ紹介を終わります。今後もまた何か見つけたら、追加していきます!

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