こんにちは、eスポーツをはじめよう!編集部です。
今回は、世界的なゲーミングギアメーカーであるRazer(レイザー)のキーボード「Cynosa Chroma(サイノサ クローマ)日本語配列版」を1年ほど使った使用レビューを書いていきます!
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Razer Cynosa Chromaの使用目的
ゲーミングキーボードのレビューなのですが、Cynosa Chromaの一番の使用目的は、ずばり記事執筆です!笑
「職場で記事執筆に使え、さらに家に持ち帰れば趣味のeスポーツにも使える」という一石二鳥なゲーミングキーボードを探していました。
筆者は仕事で毎日大量の文字を打ち込んでいます。さらに、タイピングが高速であり、おまけに性格もせっかちの効率重視人間であるため、とにかく快適な高速タイピングを実現してくれるキーボードを求めていました。
1年ほど職場で使った結論としては、めちゃくちゃ良かったと思っています!
なお、2020年7月にCynosa Chromaの後継機種であるCynosa V2が発売されました。もし今年買うなら、Cynosa V2を買っていたと思います!
Razer Cynosa Chromaを選んだ理由
キーボードを探すにあたり、もっともゲーミングキーボードの実機が充実していると考えたヨドバシカメラ マルチメディアAkiba(通称アキヨド)のeスポーツコーナーに行きました。
アキヨドの2Fには、様々なゲーミングデバイスが展示されていて、試し打ちすることができます。さらにeスポーツコーナーの隣には、普通のキーボードコーナーが充実しています。
このフロアに置かれていた全キーボードを1~2時間ぐらいかけて入念にすべて触ってみて、最も高速で違和感なく打てそうなものを探しました。
その結果、一番しっくりきたのが、Cynosa Chromaだったのです。十分な数のキーボードを検討した上で良いと感じたので、その場で購入決定しました。
さらに、Razerはカッコよくて好きであり、ゲーミングキーボードらしく7色に光るキーボードである点も、購入の決め手でした。
Razer Cynosa Chromaを使用した感想
そんなわけで購入し、1年ほど職場で使用しましたので、感想を述べていきます!
外観
箱とキーボードの外観です。Razerのグリーンが目を引き、七色のキーボードであることが一目でわかる、ワクワク感の高い箱に入っています。
後ろの部分では、2段階で高さ調節ができます。
キーボードに傾斜がついているほうが打ちやすいので、ありがたい機能です。
感想1.高速入力のエネルギーを吸収してくれる打鍵感
一般的に、キーボードのキースイッチには4種類あり、Cynosa Chromaはメンブレンキーボードに該当します。
価格 | 特徴 | |
---|---|---|
静電容量無接点方式 | 高価 | 押し込みが滑らかで疲れにくい。 静音性、耐久性が高い。 |
メカニカル式 | ゲーミングキーボードの主流の方式。 キー入力の時カチカチという音がする。 複数種類が存在し軸の色で区別する。 | |
メンブレン式 | 安価 | デスクトップPCを買ったときに 付属しているキーボードの方式。 |
パンタグラフ式 | ノートPCのように薄いキーボード。 |
筆者はこれまで、長らくMacbookやSurfaceのパンタグラフ式の薄いキーボードをバチバチと叩くように打っていたので、そもそも外付けのキーボードのキーの厚みに慣れていませんでした。
編集部のエンジニアは、「静電容量無接点方式が疲れにくい」とオススメしてきましたが、実際に打たせてもらってみると柔らかすぎて、白黒はっきりしない打鍵感に慣れず、自分にはまだ早いという感覚でした。また、メカニカル式については、軽やかなクリック感が記事執筆には合わないと感じました。
こうした中、Cynosa Chromaの押し心地は、しっかり押している感がありながら、ほどよい抵抗が打鍵の強さを吸収してくれます。高速入力はどうしても手に力がこもる動作なので、軽いものだと力が余ってしまい、運指が乱れます。
Cynosa Chromaは「重たい」と感じる人も多いようですが、高速入力を目的とするなら、少し重ための打鍵感のほうが丁度良いと感じ、筆者としては非常に気に入っています。
ちなみに、アキヨドで多数のキーボードを触った結果、「Cherryの銀軸」を採用しているキーボードが好きな傾向にありました。もしかすると、同じくCherryの銀軸が好きな方であれば、Razer Cynosa Chromaを好む可能性があるかもしれません。
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感想2:キーとキーの移動がスムーズ
編集部はRazerの別のキーボードであるBlackWidow Lite Mercury Whiteも持っています。
しかし、BlackWidow LiteとCynosa Chromaを比較した際、Cynosa Chromaに明らかに優位な点があります。それは、キーとキーの隙間に指がひっかかりにくいという点です。
目視では正直違いが分からないのですが、おそらくキーの縁の角度(丸み?)が微妙に違うのではないかと予想しています。
BlackWidow Liteはキーとキーを移動しようとする際に、わずかではありますが、キーの縁の部分に指が少しひっかかる感覚があります。これを回避しようと意識しながら打つため、少し余計なエネルギーを消費します。
一方でCynosa Chromaは、圧倒的にキー間の移動がスムーズにできます。高速で指を移動する際に一切の負担や引っかかりがありません。なめらかに、なでるように指を移動させることができます。
Cynosa Chromaに施された繊細なこだわりのおかげで、気持ちよく効率的に記事が書けています。
感想3:光り方が格好良くてテンション上がる
心地よく使用できているもう一つのポイントは、光り方がカッコイイという点です。
Cynosa Chromaは光ります。Razer Synapse 3というソフトウェアを用いることで、キーごとに色を設定することもでき、明るさや光り方のパターンも選べます。
はい、文句なしにカッコいいですね!!!!
職場では暗闇で使う機会はありませんが笑、長く滞在する環境でこそ、少しでもテンションが上がるデバイスを使うことが大切だと思います。Cynosa Chromaが派手にライティングしてくれているおかげで、気分を高めながら仕事に向かうことができます。
さらに、派手がゆえに、初めて見た人は必ずツッコミを入れてきて、話のタネにもなります。笑
惜しい点
ほとんど文句がないですが、強いて惜しい点を挙げるとするなら、フルサイズのキーボードであるという点です。なぜなら、キーボードにある手を右側にあるマウスに移動させる際に、数字キーの部分を経由する分だけ数秒単位で無駄が発生するためです。
Razerの「Huntsman Mini」のように、数字キーのないバージョンが出てくれると、なお嬉しいと感じました!
おわりに
以上でレビューを終わります。Razer Cynosa Chromaは、高速入力するには最高のゲーミングキーボードであり、選んで正解でした!好みはあると思いますが、個人的にはとてもおすすめできます!
2020年9月現在、Razer Cynosa Chromaは、Razer公式では購入できなくなっており、Amazonや楽天から購入ができます。
現在買うのであれば、後継機種であるCynosa V2もおすすめです!
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