クラロワデッキ解説【Vol.1】3つの基本デッキ(初心者でも試せるデッキ例あり)

クラロワ

クラロワをプレイしていると「重量デッキ」「遅延デッキ」などの言葉を耳にすることがありませんか?クラロワは100種類以上のカードの中から8枚選んでデッキを組むので、デッキの組み方は膨大です。しかし、実は勝率の高い定番デッキは、いくつかの「型」に分類することが出来ます。

ここでは、定番デッキの中から、3つの定番デッキについてご紹介します。また、無課金の人やすべてのカードが出ていない人などの、クラロワ初心者でも真似できるデッキ編成も合わせてご紹介しますので、よければ使ってみてください。

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1.重量デッキ(じゅうりょうでっき)

重量デッキは、ゴーレムやラヴァハウンドなど、高コストで高体力・高ダメージのユニットを攻撃の中心に据えるデッキです。

【戦い方の概要】

ゴーレムやラヴァハウンドでターゲットを取りながら、その後ろに範囲攻撃や遠距離攻撃のできるユニットをなるべくたくさん配置し、敵の守備を突破しつつ、一気にタワーまでゴリ押ししていくスタイルです。成功すれば、一度で多くのダメージを与えることができます。攻撃に多くのコストがかかるため、時には自分のタワーが攻撃されていても無視するような判断も必要です。ハイリスクハイリターンで、勝敗が決まりやすいデッキだと言えます。

具体的なデッキ例

筆者がサブアカウントで使っているデッキです。すべてのカードが出ていない、トロフィー1600台から使えるデッキです。ウルトラレアカードであるローリングウッドを持っていない場合は、同じく2コストのローリングバーバリアンに置き換えても良いでしょう。

【攻め方】

ゴーレムの後ろにベビードラゴンやホバリング砲をつけたり、ローリングウッドで処理したりしながら、相手のタワーに進んでいきます。タワー周辺に辿り着いたらポイズンを投げて、相手の防衛ユニットを遠隔で攻撃します。

【守り方】

ファイアスピリットと墓石は守備に使います。ペッカは、相手がゴーレム処理に気を取られてる間に逆サイドに出してペースを乱すか、相手の攻撃に対する守備に使います。相手の攻撃が激しく自分が攻撃をする余裕がないときは、ゴーレムでターゲットを取ってタワーを攻撃させない、自分のタワー周辺にポイズンやローリングウッドを投げる、といった守り方をします。

2.高回転デッキ(こうかいてんでっき)

高回転デッキは、エリクサーコスト平均が3を下回るカード編成で、高頻度でユニットを出していくデッキです。

【戦い方の概要】

ホグライダーやバルーンなどのタワーや建物に直行するユニットと、低エリクサーコストのカードで構成されたデッキです。エリクサーコストが低いので、ホグライダーやバルーンによる攻撃を高頻度でしかけることができます。他のユニットは、守備役や、攻撃用ユニットによる攻撃を確実にするための補佐役として使います。体力や攻撃力の低いユニットが多いため、相手の出方を読みながら臨機応変にすばやくユニットを出していく必要があります。一見簡単そうに見えますが、頭を使うデッキです。

具体的なデッキ例

エリクサーコスト2.5の高回転バルーンデッキです。すべてのカードが出ていない、トロフィー2300台から使えるデッキです。アイススピリットをスケルトンにしている人もいます。

【攻め方】

バルーンとディガーまたはアイスゴーレムを同時出して、タワーからの攻撃のターゲットをディガーやアイスゴーレムに向けながら、バルーンを確実にタワーに届けるようにします。相手がバルーンを攻撃するユニットを出してきた場合、雪玉を投げて動きを遅らせるなどして、タワーにダメージが入るようにします。攻めのタイミングは、相手が空中攻撃用のユニットを出しきったときです。相手の手札を読みながら、攻め時を判断します。

【守り方】

相手のユニットが自分の陣地に来たら、攻撃をアイスゴーレムで受け、アイスゴーレムの後を歩かせるようにして、タワーからの攻撃で相手のユニットを倒します。アイスゴーレムを逆サイドに歩かせるようにすると、相手ユニットもつられて自分の陣地を横切ってくれるので、両サイドのタワーから攻撃できます。ペッカなどの高体力のユニットはこのように処理します。高回転デッキには攻撃に使えるユニットが少ないので、タワーからの攻撃を上手く使うことがポイントです。また、ローリングウッドやアイススピリットで動きを遅らせて、タワーからの攻撃で相手のユニットを早めに倒せるようにします。

3.遅延デッキ(ちえんでっき)

遅延デッキは、アイスゴーレム、アイスウィザード、ローリングウッドなど、相手ユニットの進行を遅らせたり後退させたりするユニットでの守備を中心に据えるデッキです。

【戦い方の概要】

遅延デッキは守備が固いのが特徴です。アイスゴーレムやアイスウィザードで守備を徹底しながら、攻撃用ユニットとなる巨大クロスボウやホグライダーなどのダメージをいかに通すかが勝敗のカギを決めます。相手からのタワーへの攻撃を防ぎ、攻撃用ユニットを延命させるような細やかな守備を行いながら、隙を見て相手のタワーを削っていきます。遅延デッキで勝つためには、相手の出方を読む力や瞬発力など、より高度なプレイが求められます。プロ選手の中でも難易度が高いと言われるデッキです。

具体的なデッキ例

有名な「遅延クロスデッキ」と呼ばれているデッキです。すべてのカードが出ていない、トロフィー2300台から使えるデッキです。アイススピリットをスケルトンにしている人もいます。

【攻め方】

巨大クロスボウを橋の直前に立てて、相手のタワーをダイレクトに攻撃することを目指します。これを実現させるためには、巨大クロスボウを処理しようと出してくるユニットを即座に処理しながら、巨大クロスボウを延命させることが大切です。そのためには、巨大クロスボウの前にアイスゴレームを出してターゲットを取ったり、アイスウィザードやローリングウッドで相手の動きを遅らせて処理します。攻め時は、相手のエリクサーが枯渇している時で、焦らず時が来るのを待ちます。1回でも刺されば、あとはロケットやローリングウッドで削っていくのが現実的です。

【守り方】

相手が積極的に攻めてきた時には、自分が攻めることは考えず、巨大クロスボウを自分側の陣営に置くなどして守備に回します。相手のユニットが複数攻めてきた時には、トルネードで一か所にまとめたり、ローリングウッドやアイスウィザードで、複数ユニットを一気に遅らせるのが良いです。攻撃向けのユニットが少ないため、アイスゴーレムで相手のユニットを歩かせながら自分のタワーに攻撃させるなどの工夫をしながら処理します。

*以下の関連記事では、「遅延クロスデッキ」の戦い方の参考になるプロの動画をまとめています。

▷ 「遅延クロス」使い方に役立つプロ動画一覧

 

以上、クラロワの定番デッキの3つの「型」と、型ごとの具体的なデッキ例をご紹介しました。今回は、クラロワを始めたての人でも再現できるようなカードを使ったデッキをご紹介しておりますので、型ごとの戦い方に慣れるまでの参考にしていただければと思います。レベルが上がり、使えるカードの種類が増えてきたら、プロ選手たちが解説しているデッキなどを参考に、デッキをアップグレードしてみてください!

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