メカニカルキーボードの購入を検討されている方の中には、「赤軸」や「静音赤軸」のキースイッチにこだわって探している方もいらっしゃるでしょう。
赤軸のキースイッチは、軽くてクリック感のないスムーズな押し心地(リニア)が魅力的であり、ゲーマーから一般のビジネスマンまで幅広い人々に愛用されています。また、赤軸よりもさらに静音性の高い静音赤軸のキースイッチも、静かな場所でも打鍵音が目立たないとして人気です。
この記事では、赤軸や静音赤軸のメカニカルキーボードのおすすめをご紹介します!
王道なCherry MXメカニカルスイッチをはじめ、メーカー独自開発のキースイッチ、価格が安めのCherry MX互換メカニカルスイッチを採用したモデルを厳選しました。ぜひ参考にしてみてください!
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キーボード選びの3つのポイント
まずは、キーボード選びのポイントを3つお伝えします。
「赤軸」や「静音赤軸」以外の購入条件が決まっていない方は、ぜひこれら3つのポイントを元に、自分に合いそうなキーボードの条件を検討してみてください!
1. 日本語配列or英語配列
1つ目のポイントは、キーボードの配列です。
キーボードは、言語によってキーの並び方(=配列)が異なります。日本でキーボードを購入する場合、ほとんどは日本語用か英語用の配列のキーボードになります。
日本語用のキーボード配列を「日本語配列」や「JIS配列」と言い、英語用のキーボード配列を「英語配列」や「US配列」と言います。
特にこだわりがないようであれば、日本語配列を選んだ方が良いでしょう。なぜなら、日本で売られているノートパソコンやキーボードの多くは日本語配列であり、特に意識して選んでいなければ、多くの場合は日本語配列での打鍵になじんでいるはずだからです。なじみある配列を選んだ方がストレスがなくて済みます。
2. フルサイズorコンパクトサイズ
2つ目のポイントは、キーボードのサイズです。
キーボードにはいくつかのサイズがあります。
フルキーボード
上の図のように、ファンクションキーやHOMEキー群、テンキーがすべて揃っているものを「フルキーボード」と呼びます。キーボードの基本形であり、最も横長です。
テンキーレスキーボード
フルキーボードからテンキーを除いたものを「テンキーレスキーボード」と呼びます。「Tenkeyless」の頭文字から「TKL」などと表現されることもあります。
コンパクトキーボード
さらに、テンキーレスキーボードから、ファンクションキー、HOMEキー群のいずれか(または両方)を除いたコンパクトキーボードもあります。例として上の図はすべてが除かれたパターンです。
選び方
会計処理などで数字キーをよく使う方にとっては、テンキーは便利であるため、フルキーボードを選ぶと良いでしょう。
一方で、特殊なキーをあまり使わない方にとっては、テンキーレスキーボードやコンパクトキーボードを選んだ方が、マウスとキーボード間の手の移動距離が短くなるため作業効率が上がるのでおすすめです。また、省スペース性にも優れているため、机のスペースを有効に使えます。
ご自身の作業内容に合わせて、ベストなサイズを選んでみてください!
3. 接続方式は有線or無線
3つ目のポイントは、キーボードの接続方式です。
キーボードの接続方式は、主に以下の3つがあります。
1.USB有線接続
USBケーブルで接続する、最も一般的な接続方式です。ケーブルを差し替えるだけで複数のPCで利用でき、接続の安定性や反応の遅延のなさが魅力です。PC側にUSBポートを必要とします。
2.USB無線接続
キーボードに付属している「USBドングル」をPCに接続することで無線接続する方法です。ケーブルが不要であるため机回りをスッキリとさせることができます。PC側にUSBポートを必要とします。
3.Bluetooth無線接続
PCとキーボードをペアリングしてBluetoothで無線接続する方法です。机回りをスッキリとさせられるほか、キーボードの電源を入れるだけでPCと自動的に接続されるので手軽に使えます。また、USBポートが不要であるため、ノートPCなどUSBポートの数が少ない場合などにもおすすめです。
キーボードによっては、複数の接続方法が可能なモデルもあります。価格の面でいえば、一般的にBluetooth無線接続に対応したキーボードのほうが価格が高くなります。
用途やご予算を考慮の上、選んでみてください!
キーボード選びのポイントをご紹介したところで、続いて商品紹介に移ります!
日本語配列の赤軸・静音赤軸キーボードのおすすめ
まずは、日本語配列の赤軸・静音赤軸キーボードのおすすめをご紹介します。
FILCO「Majestouch 3」(1万円台後半)
まずご紹介するのは、キーボードブランドであるFILCO(フィルコ)の「Majestouch 3」です。
FILCOは、PC周辺機器の製造・販売を行う日本メーカーであるダイヤテック株式会社が1992年より展開している、老舗キーボードブランドです。シンプルで高品質なキーボードがお手頃価格で販売されており、古くからPCユーザやプログラマなどに人気のブランドです。
Majestouch 3は、シンプルなブラックのデザインのキーボードであり、フルキーボードとテンキーレスの2つのキーボードサイズがあります。
キースイッチには、メカニカルスイッチの代表格であるCherry MXスイッチを採用しており、赤軸と静音赤軸を選ぶことができます。
PCへの接続方式は、USBでの有線接続です。遅延や電池切れの心配なく、安定して高速に応答してくれます。また、USB→PS/2変換アダプタが同梱されているので、PS/2キーボードとしても利用できます。
また、Majestouch 3には、キーキャップの印字を前面に行い、まるで無刻印のように見えるバージョンである「Majestouch 3 Black」もあります。スタイリッシュな見た目のキーボードを求めている方におすすめです。
赤軸・フルキーボード(FKBN108MRL/NMB3)
キートップの印字が前面にされており、無刻印キーボードに見えるMajestouch 3 Blackのフルキーボード赤軸モデル(製品型番:FKBN108MRL/NFMB3)はこちらです。
赤軸・テンキーレス(FKBN91MRL/NMB3)
キートップの印字が前面にされており、無刻印キーボードに見えるMajestouch 3 Blackのテンキーレス赤軸モデル(製品型番:FKBN91MRL/NFMB3)はこちらです。
静音赤軸・フルキーボード(FKBN108MPS/NMB3)
キートップの印字が前面にされており、無刻印キーボードに見えるMajestouch 3 Blackのフルキーボード静音赤軸モデル(製品型番:FKBN108MPS/NFMB3)はこちらです。
静音赤軸・テンキーレス(FKBN91MPS/NMB3)
キートップの印字が前面にされており、無刻印キーボードに見えるMajestouch 3 Blackのテンキーレス静音赤軸モデル(製品型番:FKBN91MPS/NFMB3)はこちらです。
FILCO「Majestouch 2SC ASAGI」(1万円台後半)
続いてご紹介するのは、同じくFILCO(フィルコ)の「Majestouch 2SC ASAGI」です。
Majestouch 2SC ASAGIは、2022年5月より発売されているメカニカルキーボードシリーズです。トップフレームに施されている日本古来の伝統色「浅葱色(あさぎいろ)」が美しいキーボードです。
キー配列は日本語配列のほかに英語配列もあり、サイズはフルキーボードとテンキーレスの2種類があります。
キースイッチには、メカニカルスイッチの代表格であるCherry MXスイッチを採用しており、赤軸と静音赤軸を選ぶことができます。
キーキャップにもこだわりがあり、従来の素材よりも耐久性が高く、硬くて重い素材であるPBT樹脂を採用しています。PBT樹脂は耐摩耗性に優れており、長期にわたるキーボードの使用に耐えられます。メインキーと修飾キーの色や、印字部分の色にもこだわりがあり、浅葱色のトップフレームにモダンなツートンのキーキャップが映えます。
PCへの接続方式は、USB有線接続です。USB→PS/2変換プラグが同梱されているので、PS/2を採用した古いPCへの接続も可能です。
メカニカルキーボードをはじめて使う方にもおすすめできる、高品質でお手頃価格の赤軸・静音赤軸キーボードです!
赤軸・フルキーボード(FKBN108MRL/NCSP2AG)
赤軸・テンキーレス(FKBN91MRL/NCSP2AG)
静音赤軸・フルキーボード(FKBN108MPS/NCSP2AG)
静音赤軸・テンキーレス(FKBN91MPS/NCSP2AG)
ARCHISS「Maestro」(1万円台後半)
続いてご紹介するのは、PC周辺機器の開発・販売を行う日本企業であるARCHISITE(アーキサイト)のキーボードブランドARCHISS(アーキス)の「Maestro」です。
ARCHISITEは高級キーボードメーカーとしても有名であり、「ARCHISS Maestro(アーキス マエストロ)」に加えて「ARCHISS Quatro(アーキス クアトロ)」といった高級メカニカルキーボードが人気です。
ARCHISS Maestroのキー配列は日本語配列のほかに英語配列もあり、サイズはフルキーボード、スペースセイビング、テンキーレスの3種類があります。スペースセイビングとは、HOMEキー群などの一部のキーをFnキーとの組み合わせで実現することで、テンキー付きでありながらテンキーレスサイズを実現した省スペースなサイズです。
キースイッチには、メカニカルスイッチの代表格であるCherry MXスイッチを採用しており、赤軸と静音赤軸を選ぶことができます。
また、DIPスイッチでキー配列を入れ替えることができます。ユーザの好みに合わせて、左CtrlキーとCapsLockキー、AltキーとWindowsキーの入れ替えなどができます。このDIPスイッチの組み合わせにより、MacbookやMac純正キーボードに近い配列への変更も可能であるため、Macユーザにも安心です。
PCへの接続方式は、USB Type-Aでの有線接続です。USB Type-A→USB Type-C変換アダプタが同梱されているため、MacbookやSurface ProなどのUSB Type-Cポートしか搭載されていないノートPCでも利用できます。左右および背面の3方向へのケーブルガイドもあり、ケーブルの取り回しに便利です。
赤軸・フルキーボード(Maestro FL AS-KBM08/LRGBA)
赤軸・スペースセービング(Maestro 2S AS-KBM02/LRGBA)
赤軸・テンキーレス(Maestro TKL AS-KBM91/LRGBA)
静音赤軸・フルキーボード(Maestro FL AS-KBM08/SRGBA)
静音赤軸・スペースセービング(Maestro 2S AS-KBM02/SRGBA)
静音赤軸・テンキーレス(Maestro TKL AS-KBM91/SRGBA)
英語配列
英語配列バージョンにも赤軸と静音赤軸があり、キーボードのサイズもフルキーボード・スペースセイビング・テンキーレスの3種類から選ぶことができます。商品ページから自分にあったキーボードを選んでみてください。
ARCHISS「ProgresTouch RETRO」(1万円台前半)
続いてご紹介するのは、同じくARCHISS(アーキス)の「ProgresTouch RETRO」です。
ProgresTouch(プログレスタッチ)シリーズは、ARCHISSの中でもスタンダードに位置するシリーズであり、お手頃な価格も魅力的です。
キー配列は日本語配列のほかに英語配列もあり、サイズはフルキーボード、テンキーレス、コンパクトの3種類があります。
キースイッチには、メカニカルスイッチの代表格であるCherry MXスイッチを採用しており、赤軸と静音赤軸を選ぶことができます。
また、DIPスイッチでキー配列を入れ替えることができます。ユーザの好みに合わせて、左CtrlキーとCapsLockキー、AltキーとWindowsキーの入れ替えなどができます。
PCへの接続方式は、USBでの有線接続です。遅延や電池切れの心配なく、安定して高速に応答してくれます。また、USB→PS/2変換アダプタが同梱されているので、PS/2キーボードとしても利用できます。
USBケーブルは脱着式になっているため、安全にバッグに入れて持ち運びできます。また、底面にはケーブルガイドが搭載されており、両サイドと中央の3方向からケーブルを引き回すことができます。
赤軸・フルキーボード(ProgresTouch RETRO AS-KBPD08/LRBKN)
赤軸・テンキーレス(ProgresTouch RETRO TKL AS-KBPD91/LRBKN)
赤軸・コンパクト(ProgresTouch RETRO TINY AS-KBPD70/LRBKN)
静音赤軸・フルキーボード(ProgresTouch RETRO AS-KBPD08/SRBKN)
静音赤軸・テンキーレス(ProgresTouch RETRO TKL AS-KBPD91/SRBKN)
静音赤軸・コンパクト(ProgresTouch RETRO TINY AS-KBPD70/SRBKN)
英語配列
英語配列バージョンにも赤軸と静音赤軸があり、キーボードのサイズもフルキーボード・テンキーレス・コンパクトの3種類から選ぶことができます。自分にあったキーボードを選んでみてください。
logicool「MX MECHANICAL」(2万円前後)★薄型ワイヤレス
続いてご紹介するのは、世界的なPC周辺機器メーカーであるlogicool(ロジクール)の「MX MECHANICAL(エムエックス メカニカル)」です。
MX MECHANICALは、logicoolのフラグシップキーボードシリーズ「MXシリーズ」初のメカニカルキーボードです。薄型タイプであるため、普段はノートPCを使っているなど、深い押し込みを必要とするキーボードに慣れていない方でも使いやすいです。
サイズはフルキーボードとコンパクトサイズの2種類があります。
キースイッチは、非常に精確かつ安定したlogicool独自の薄型メカニカルキースイッチが搭載されており、リニア(赤軸)を選ぶことができます。
PCへの接続方式は、Bluetooth無線接続とUSB無線接続の2種類に対応しています。Bluetoothは3台のデバイスにペアリングすることが可能であり、ボタンタップで接続するデバイスを簡単に切り替えることができます。
薄型でワイヤレスの赤軸メカニカルキーボードとしておすすめです!
リニア(赤軸)・フルキーボード(MX MECHANICAL KX850FL)
リニア(赤軸)・コンパクト(MX MECHANICAL MINI KX850CL)
logicool「Signature K855」(1万円台前半)
続いてご紹介するのは、同じくlogicool(ロジクール)の「Signature K855」です。
Signature K855は、デザインにこだわりのあるキーボードです。ローズ、グラファイト、オフホワイト、ブルーグレーの4色から選ぶことができ、キーボードの見た目を重視する方にもおすすめできます。サイズはテンキーレスです。
また、PCへの接続方式は、USBでの無線接続とBluetoothでの無線接続に対応しています。ワイヤレスであるためケーブルが不要であり、机まわりをすっきりさせることができます。Bluetoothでは3台のデバイスにペアリングすることができ、接続デバイスの切り替えも簡単にできます。
キースイッチには、有名なCherry MXスイッチの互換メーカーであるTTCの赤軸メカニカルスイッチが採用されています。TTCのスイッチは、有名ゲーミングブランドROCCAT(ロキャット)や、60%キーボードで有名なDucky(ダッキー)の製品にも採用されている、定評のあるCherry互換スイッチです。
REDリニア(赤軸)・テンキーレス(K855RO)
ローズモデルはこちらです。
REDリニア(赤軸)・テンキーレス(K855GR)
グラファイトモデルはこちらです。
REDリニア(赤軸)・テンキーレス(K855OW)
オフホワイトモデルはこちらです。
REDリニア(赤軸)・テンキーレス(K855BG)
ブルーグレーモデルはこちらです。
関連記事:ピンク色のキーボードおすすめ紹介
logicool「K835 TKL」(7千円前後)
続いてご紹介するのは、同じくlogicool(ロジクール)の「K835 TKL」です。
こちらは高級感のあるデザインや、7000円台というお手頃価格が魅力的なモデルです。
キー配列は日本語配列で、サイズはテンキーレスです。キーボードのボディも最小限のデザインとなっているため、デスクスペースを節約できます。マウスまでの手の移動距離も短くて済みます。
キースイッチは、logicool独自のメカニカルキースイッチが搭載されており、REDリニア(赤軸)を選ぶことができます。
PCへの接続方式は、USBでの有線接続です。本体カラーはグラファイト スレートグレーとオフホワイト シルバーの2色があります。
筆者も、自宅でオフホワイトカラーのK835 TKLを使用しており、シンプルな見た目や赤軸の押し心地の良さを大変気に入っています。
REDリニア(赤軸)・テンキーレス(K835GPR)
グラファイト スレートグレーモデルはこちらです。
REDリニア(赤軸)・テンキーレス(K835OWR)
オフホワイト シルバーモデルはこちらです。
サンワサプライ「400-SKB056/057シリーズ」(1万円台前半)
続いてご紹介するのは、国内の大手PC周辺機器メーカーであるサンワサプライの「400-SKB056/057シリーズ」です。
400-SKB056/057シリーズは、ロープロファイル(薄型)の赤軸キースイッチを採用している点が特徴的です。Cherry MXのキースイッチの入力位置が2mmなのに対して、400-SKB056/057シリーズのロープロファイルキースイッチは1.5mmと浅く、素早くキー入力を行うことができます。
また、本体も薄型に設計されていることから、ノートパソコンやパンタグラフキーボードのような薄型のキーボードを利用してきた方でも使いやすいキーボードです。
キーボードのサイズは、フルキーボード(400-SKB056)とテンキーレス(400-SKB057)から選択することができます。
PCへの接続方式は、USBでの有線接続です。USBケーブルは脱着式になっているため、持ち運びもしやすいです。
さらに、LEDバックライトが搭載されているため、暗い場所でもキーキャップの印字をはっきりと確認することができます。
400-SKB056R:フルキーボード
400-SKB057R:テンキーレス
英語配列の赤軸メカニカルキーボード
続いて、英語配列の赤軸キーボードのおすすめをご紹介します。
HP「ALIENWARE AW510K」(1万円台後半)★薄型
まずご紹介するのは、アメリカの大手PC・PC関連機器メーカーであるDell(デル)の高級ゲーミングブランドALIENWARE(エイリアンウェア)の「AW510K」です。
ALIENWAREは、革新的なデザインでハイパフォーマンスなゲーミング製品を数多くラインナップしており、世界中のeスポーツプレイヤーに人気のブランドです。
AW510Kのキー配列は英語配列で、サイズはフルキーボードです。オーディオのミュートキーやボリュームローラーが搭載されているため、音量調節も手軽にできます。薄型設計であるため、押し込みの深いキーボードに慣れていない方でも使いやすいです。
キースイッチには、Cherry MXのロープロファイル赤軸スイッチを採用しています。一般的な赤軸スイッチよりも弱い力で押し込みができ、さらにキー入力位置が浅いため、より素早くスムーズなキー入力ができます。
PCへの接続方式は、USBでの有線接続です。また、USBパススルー(USBハブ機能)に対応しており、USBマウスやUSBストレージをAW510Kに直接接続して使うことができます。
本体カラーは、ルナライト(白系)とダークサイドオブザムーン(黒系)の2色から選べます。ともに高級感のある美しいカラーです。
AW510K・ルナライト
AW510K・ダークサイドオブザムーン
Keychron「K8」(1万円台後半)★Bluetooth接続に対応
続いてご紹介するのは、フランス・香港を拠点とするキーボードメーカーであるKeychron(キークロン)の「K8」です。
Keychronは、キーボード愛好家グループによって2017年に設立された新しいメーカーであり、ミニマルなデザインで洗練されたメカニカルキーボードの作成に専念しています。
K8のキー配列は、英語配列のほかに日本語配列もあります。サイズはテンキーレスです。
キースイッチには、Cherry MX互換スイッチであるGateronキースイッチを採用しており、赤軸を選ぶことができます。
PCへの接続方式は、USBでの有線接続とBluetooth無線接続の2種類に対応しています。Bluetoothは3台のデバイスにペアリングすることが可能であり、ボタンタップで接続するデバイスを簡単に切り替えることができます。
また、K8には4000mhのバッテリーが搭載されており、バックライトオフの状態であれば最大240時間のタイピングが可能です。大容量のバッテリーであるため、充電を気にすることなくキーボードを使えるのは魅力的です。
e元素(E-YOOSO)「81キーメカニカルキーボード(Z-88)」(5千円前後)
続いてご紹介するのは、中国のPC周辺機器メーカーであるEastern Times Technology(イースタン タイムズ テクノロジー)のゲーミングブランドe元素(e-yooso)の「81キーメカニカルキーボード(Z-88)」です。
e元素は、格安のメカニカルゲーミングキーボードを数多く販売するブランドとして、Amazonなどの通販サイトを中心に人気です。中でもZ-88は、e元素を代表するキーボードです。
キー配列は英語配列で、サイズはコンパクトキーボードです。テンキーを省き、ファンクションキーやHOMEキー群を凝縮した全81キーのレイアウトになっており、コンパクトでありながらも機能的です。
キースイッチには、Cherry MX互換スイッチであるOutemuキースイッチを採用しており、赤軸を選ぶことができます。キースイッチのコストを抑えることで、一般的に高額になりがちなメカニカルキーボードでありながらも5000円前後という安さを実現しています。
PCへの接続方式は、USBでの有線接続です。
81キーメカニカルキーボード(Z-88)は、編集部でも愛用しているキーボードです。レビュー記事もぜひ参考にしてみてください!