実際に店舗でゲーミングスマホを見てみよう~ヨドバシAkiba編~

ゲーミングPC・スマホ

現在(2019年6月時点)、日本で販売されているゲーミングスマートフォンは2種類あります。台湾メーカー「ASUS(アスース)」が販売している「ROG Phone(アールオージーフォン)」と、中国メーカー「Xiaomi(シャオミ)」の出資会社が販売している「Black Shark 2(ブラックシャークツー)」の2機種です。

今回は、この2つのゲーミングスマートフォンを展示販売しているヨドバシカメラ マルチメディアAkibaに行ってきました。ゲーミングスマートフォンを中心に、SIMフリーのスマートフォン、ゲーミング無線LANルーター(Wi-Fi)などを紹介します。

ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaは、JR秋葉原駅の昭和通り口を出て正面にあります。当日は雨が降っていましたが、駅を出てすぐにお店につきました。駅からの近さは、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの魅力の一つです。

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ASUSのゲーミングスマートフォン「ROG Phone」

まずは、台湾メーカーASUSのゲーミングスマートフォン「ROG Phone」です。

ROG Phoneは、日本で初めて販売されたゲーミングスマートフォンです。一般の電気屋では見ることがなかなかできませんが、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaでは、実際にROG Phoneを体感することができます。

人が多い休日に店舗に伺ったこともあり、じっくり触ることはできませんでしたが、基本的な動作もサクサクでスペックの高さを感じられました。ただし、重さは200g程度と、少しずっしりとした印象を受けました。

ROG Phoneについては、ゲーミングススマートフォンと普通のスマートフォンの違いのなかで詳細に解説を行っていますので、ぜひ次の記事もご覧ください。

関連記事:ゲーミングスマホと普通のスマホの違いを徹底解析!

ROG Phoneのほかにも、ASUSのZenFone(ゼンフォン)シリーズも展示されています。ZenFone 5、ZenFone 5Zといったハイエンドモデルから、ZenFone 5Q、ZenFone Maxなどのミドルレンジのモデルまで、現在発売されているZenFoneシリーズのほぼすべてを1店舗で直接確認することができます。

Xiaomiのゲーミングスマートフォン「Black Shark 2」

続いて、中国メーカーXiaomiのBlack Shark 2です。日本ではROG Phoneから半年以上遅れて、2019年6月7日に発売されたばかりです。

スマートフォンの”脳みそ”とも言えるCPUは「Snapdragon(スナップドラゴン)855」を搭載しています。一方、ライバルであるROG Phoneは「Snapdragon 845」というCPUを搭載しています。

845から855と数字が上がっていることからも分かる通り、Black Shark 2の方がROG Phoneと比べて一世代ほど新しいCPUです。Black Shark 2は、まさに最新のゲーミングスマートフォンだと言えます。

HUAWEIのハイエンドスマートフォン「P30」

続いて、ゲーミングスマートフォンではないものの、ゲームにも最適なハイスペックスマホを2つご紹介します。

1つ目は、HUAWEI(ファーウェイ)のハイエンドモデル「P30(ピーサーティ)」です。HUAWEIは韓国のSamsung(サムスン)、アメリカのApple(アップル)に続いて、スマートフォンの世界シェア第3位の中国メーカーです。

P30は、ゲーミングスマートフォンではないですが、ROG PhoneやBlack Shark 2にひけをとらないハイスペックのスマートフォンです。また、P30は一般向けのスマートフォンですので、ゲーミングスマートフォンにはない高性能のカメラが搭載されています。

P30と並んで、HUAWEIのミドルレンジのスマートフォン「P30 lite(ピーサーティライト)」や、ローエンドスマートフォン「nova lite 2(ノバライトツー)」なども展示されていました。世界シェア3位のHUWAI幅広いラインナップを直接確認することができました。

OPPOのハイエンドスマートフォン「R17 Pro」

2つ目は、中国メーカー「OPPO(オッポ)」のハイエンドモデル「R17 Pro(アールセブンティーンプロ)」です。OPPOは、HUAWEIに続いて世界シェア4位のメーカーです。

R17 Proもゲーミングスマートフォンではありませんが、HUAWEIのP30同様にゲーミングスマートフォンにひけをとらない性能であり、高性能のカメラを搭載しています。

R17 Proのほかに、さらに高性能のカメラを搭載したフラグシップモデル「Find X(ファインドエックス)」やミドルレンジモデルの「AX7(エーエックスセブン)も確認できました。

その他のスマートフォン

なお、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaでは、国内で販売されているSIM(シム)フリーのスマートフォンのほとんどを店舗で確認することができます。SIMフリーのスマートフォンとはdocomo(ドコモ)、au(エーユー)、softbank(ソフトバンク)などの携帯会社以外から販売されているスマートフォンです。

ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaにゲーミングスマートフォンを見に行かれる方は、SIMフリーのスマートフォンも一緒に見に行かれるのもいいでしょう。

アメリカのメーカー「motorola(モトローラ)」のスマートフォンです。ミドルレンジからローエンドのスマートフォンが多く展示されていました。

台湾の老舗スマートフォンメーカー「HTC(エイチティーシー)」のフラグシップモデル「U12+(ユートゥエルブプラス)」が展示されています。

アメリカのメーカー「Black Berry(ブラックベリー)」のスマートフォンも充実の品揃えです。

高速なインターンネット接続環境を実現するゲーミングWi-Fiルーター

スマートフォンでeスポーツをプレイするためには、高速で安定したインターネット接続環境が必要です。ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaでは、eスポーツ向けのWi-Fiルーターも充実していました。

ROG Phoneを販売するASUSのゲーミングルーター(Wi-Fiルーター)が山積みでした。ROG Phoneと同じ赤と黒のデザインで統一されています。

ハイエンドのゲーミングルーターにはROGブランドがつけられていました。ROG PhoneとASUSのゲーミングルーターで最高のeスポーツ環境を実現したいですね。

ASUSのほかにも中国のネットワーク機器メーカー「tp-link(ティーピーリンク)」のゲーミングルータも展示、販売されていました。eスポーツの盛り上がりに合わせて、ネットワーク機器メーカーもeスポーツ向けのWi-Fiルーターに力を入れているのがわかります。

おわりに:ゲーミングスマホ成長の可能性を実感

今回は、ゲーミングスマホコーナーを中心に、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaを回ってみました。様々なスマートフォンを手に取りながら店を回ったので、気づけば2時間ほど時間が経過していました。ROG PhoneやBlack Shark 2などのゲーミングスマホには人が集まっており、注目の高さを実感することができました。

また、私自身もクラロワのサブアカウント用に、ミドルレンジやローエンドのスマートフォンを検討しています。eスポーツのために複数台のスマートフォンを所有するプレイヤーは今後確実に増えていくことでしょう。

海外では、10万円前後のハイエンドなゲーミングスマートフォンだけではなく、5,6万円台のミドルレンジのゲーミングスマートフォンも発売され始めています。ゲーミングスマートフォン市場は、今後成長していくことでしょう。

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