eスポーツのゲームにはさまざまな種類がありますが、実はゲームのスタイルによっていくつかのジャンルに分けられます。eスポーツに興味があるけどオンラインゲームに馴染みがない方は、まずはゲームのジャンルを知っておくとよいでしょう。
この記事では、eスポーツの主要なゲームジャンルを6つご紹介します。それぞれの違いを理解して、自分が得意そうなゲームにチャレンジしてみましょう!
1.FPS(ファーストパーソンシューティング)

FPS(ファーストパーソンシューティング)とは、自分のキャラクターを操作しながら敵や標的を打ち落としていくシューティングゲームの一種です。
FPSは主人公視点で画面が表示されるのが大きな特徴であり、視線の先にある風景や人物、自分が構える銃や武器の先端が見えます。ゲームの世界に入り込んだような臨場感やスリルを楽しめます。eスポーツの中でも特に大流行しているジャンルです。
FPSのeスポーツゲームの例
Apex Legends、VALORANT、Counter-Strikeシリーズ、Call of Dutyシリーズ、Overwatch、Rainbow Six Siegeなど
2.TPS(サードパーソンシューティング)

TPS(サードパーソンシューティング)とは、自分のキャラクターを操作しながら敵や標的を打ち落としていくシューティングゲームの一種です。
FPSとの大きな違いは画面の視点です。FPSは主人公視点なのに対し、TPSは主人公を頭上や背後から見る第三者視点となっています。自分のキャラクターや敵の位置、周囲の環境など、全体の状況を把握しながらゲームを進めていきます。
TPSのeスポーツゲームの例
PUBG: BATTLEGROUNDS、Fortnite、スプラトゥーンシリーズなど
3.MOBA(マルチプレイオンラインバトルアリーナ)

MOBA(マルチプレイオンラインバトルアリーナ)とは、複数のプレイヤーがチームとなって敵の拠点を破壊するゲームです。
チームのプレイヤーと協力しながら敵プレイヤーを攻撃し、相手チームの領域に攻め込んでいきます。役割分担やチームワーク、全体を見通す能力が求められる、奥の深いジャンルであり、世界的に大人気です。
TPSのeスポーツゲームの例
Dota2、League of Legends、ポケモンユナイト、モバイル・レジェンド、アリーナ・オブ・ヴァラーなど
4.RTS(リアルタイムストラテジー)

RTS(リアルタイムストラテジー)とは、戦略を立てて勝利を目指すストラテジーゲームの一種です。
自分が軍隊の指揮官のようになって複数のキャラクターを配置・戦闘させながら、敵の陣地を制圧して勝利を目指します。戦略や適切な状況判断が重要となるため、頭を使うのが好きな方に向いています。
RTSのeスポーツゲーム例
Starcraft II、Warcraft III: The Frozen Throne、Age of Empiresシリーズなど
5.スポーツゲーム

スポーツゲームとは、サッカーや野球、テニスなどの現実のスポーツを再現・模倣したゲームです。
選手の動きを自分でコントロールして試合を行ったり、チームを育成したりできます。実在する選手のキャラクターが登場するゲームもあり、コンピュータ上で臨場感のあるスポーツを楽しむことができます。
スポーツゲームのeスポーツゲーム例
FIFAシリーズ、NBAシリーズ、Rocket Leagueなど
6.格闘ゲーム

格闘ゲームとは、プレイヤー同士が相手のキャラクターを攻撃し合うアクションゲームの一種です。
キャラクターの動きを操作したり必殺技を使ったりすることで、相手の体力(HP)を0になるまで削っていきます。ルールはシンプルでありながらも、攻撃や防御のテクニックが豊富で奥深いジャンルです。
格闘ゲームのeスポーツゲーム例
ストリートファイターシリーズ、鉄拳シリーズ、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズなど
以上の6ジャンルが、eスポーツの主要なゲームジャンルとなります。好き嫌いや得意不得意は人それぞれ違うと思いますので、まずはプレイしてみるのが一番です。読んでいて興味が湧いたジャンルがありましたら、ぜひゲームにチャレンジしてみてください!
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