おすすめのゲーミングタブレット10選【2023年最新】

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「スマホよりも画面が大きなタブレットでゲームをしたい」と感じたことはありませんか?

この記事では、ゲームのためにタブレット購入を検討している方に向けて、ゲーム向けタブレットの選び方やおすすめ製品をご紹介します。

他のガジェット系メディアとは異なり、eスポーツ専門メディアとして、本当にゲームに向いているタブレットだけを厳選した内容となっております!

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ゲーム向けタブレットを選ぶ時のポイント3つ

まずは、ゲーム向けタブレットを選ぶ時に知っておくべきポイントを3つご紹介します。

1.タブレットのサイズごとの特徴

1つ目は、タブレットのサイズ選びについてです。

タブレットには様々な大きさがありますが、大まかに分けて8インチ前後のサイズ11インチ前後のサイズが一般的です。

インチという単位には馴染みがなく、パッとイメージしづらいかもしれませんので、iPhone、iPad mini、iPad Airの比較写真を参考にしてみてください。

写真:編集部で使用しているiPad mini、iPad Airのサイズ感の比較

編集部では、iPad miniとiPad Airを実際にゲーム用に使っています。

11インチクラスのタブレットのメリットは次の通りです。

  • 迫力ある大画面でゲームを楽しむことができる。
  • 画面が大きいのでゲームによっては沢山の情報を一度に表示することができる。
  • 8インチクラスのタブレットに比べてよりハイスペックなタブレットを選択可能である。

8インチクラスのタブレットのメリットは次の通りです。

  • 片手で、掴むようにがっちり持てるサイズ感・重量である。
  • 横長に両手持ちした時に画面の上下に指が届くので、FPSなどの操作もしやすい。
  • 外で使っていても目立ちすぎず、持ち運びやすい。

上記のようにそれぞれメリットがあるので、用途に合わせて選んでみてください!

2.残念ながら「ゲーミングタブレット」は存在しない

2つ目は、ゲーム専用タブレットはあるのか?についてです。

ゲームに特化した「ゲーミングPC」や「ゲーミングスマホ」といった商品はありますが、残念ながら現在の日本では、いわゆる「ゲーミングタブレット」のような製品は存在しません。

2016年に、Acer(エイサー)がゲーミングタブレット「Predator(プレデター) 8」を発売したのが最後です。しかしこの商品は、2023年の今となってはゲーム用としては低スペックであり、使い物になりません。

また、2022年3月には、Lenovoから「LEGION(レギオン) Y700」というゲーミングタブレットが中国で発売開始されましたが、残念ながら現時点では日本での販売の予定はないようです。

つまり、ゲームのプレイのためにタブレットを購入する場合、高性能のタブレットを買うしかないのが現状なのです。

3.正直、ゲームに最もおすすめなのは「iPadシリーズ」

3つ目は、編集部による結論です。

単刀直入に言うと、編集部としてのおすすめはiPadシリーズです。以下に理由を述べます。

まずタブレットのOSの選択肢は2つで、iOSとAndroidです。KindleのFire OSは、ゲームがAmazonアプリストアに対応していないものが多いので選択肢から外れます。Surface ProなどのWindowsタブレットもゲーム用のタブレットとして紹介されることがありますが、Windowsでゲームを楽しみたいなら素直にゲーミングPCを買う方が良いです。

残るはiOSとAndroid、どちらが良いか?ということですが、各ゲーム会社はiPadシリーズでの動作確認を十分にしてからアプリをリリースします。このため、Androidタブレットと比べて安定してゲームをプレイすることができます

このような理由から、iOSを搭載した唯一のタブレットであるAppleのiPadシリーズがおすすめとなります。iPadはAndroidに比べて価格が高いというデメリットはありますが、その分高性能であり長く安心して使えると考えています。

とはいえ、やはり価格というのも大切な要素ですので、編集部がおすすめできると判断した厳選Androidタブレットも合わせてご紹介します。

ゲームにおすすめのiPadシリーズ

まずは、ゲームにおすすめのiPadシリーズをご紹介します。

iPadシリーズは、スペックやサイズによって複数の機種が展開されています。用途に合わせてベストな機種を選んでみてください!

【12.9/11インチ】iPad Pro(2022年モデル)★ハイスペック

写真:製品ページのスクリーンショット

まずは、2022年10月に発売された最新機種であるiPad Proシリーズをご紹介します。11インチ(第4世代)12.9インチ(第6世代)があります。

こちらは、AppleのPC(MacBook Pro、MacBook Air)に使われているチップセット「Apple M2」が搭載されたハイスペックタブレットです。価格は気にしないからとにかくハイスペックなタブレットが欲しい!という方におすすめです。

メインメモリは通常8GBですが、ストレージが1TB以上のモデルではメインメモリが16GBに増強されていますので、最高級のゲーム向けタブレットが欲しいという方は、是非ストレージ1TB以上のモデルをご検討ください。

さらに、iPad Proシリーズには、リフレッシュレート120Hzに対応した「ProMotionディスプレイテクノロジー」が採用されています。リフレッシュレートとは、1秒間に画面を描画する回数のことであり、数値が高いほどなめらかな映像になります。「ゲーミングモニター」として一般的なのが144Hzであるため、タブレットで120Hz対応はかなり優秀だと言えます。

120Hzのリフレッシュレートを実現するにはアプリ側の対応も必要ですが、現在ではFortniteやRush Rally 3といったゲームが120Hzに対応しています。今後も120Hzに対応したゲームは増えてくるはずですので、1台持っておくと幅広いゲームをなめらかな映像でプレイできるようになるでしょう。

また、iPad Proシリーズのスペックであれば、プレイ動画を録画し、そのままiPadで編集してYoutubeにアップロードするような使い方も可能です。ゲーム実況動画やゲーム配信まで見据えている方にもおすすめできます。

ゲームのプレイから配信まで1台で快適にこなせる、ハイスペックなゲーム向けタブレットとしておすすめです!

iPad Pro 12.9インチ(2022年/第6世代)

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iPad Pro 11インチ(2022年/第4世代)

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2021年販売の旧モデル

2021年発売の12.9インチ(第5世代)モデルはこちらです。1世代前のチップセットApple M1を搭載しています。

11インチ(第3世代)モデルはこちらです。1世代前のチップセットApple M1を搭載しています。

【10.9インチ】iPad Air(2022年/第5世代)★編集部イチオシ

写真:製品ページのスクリーンショット

続いて、2022年3月に発売されたiPad Air(第5世代)をご紹介します。サイズは10.9インチです。

第5世代のiPad Airには、AppleのPC(MacBook Pro、MacBook Air、Mac mini)に使われているチップセット「Apple M1」が搭載されています。iPhoneなどと同じチップセット(Apple A14 Bionic)が搭載されていた前世代のiPad Airと比較しても、大幅な性能強化がされています。

搭載メモリも8GBに倍増されており、今後数年はゲーム用タブレットとして十分な性能を維持できることが期待できます。

また、iPad Air(第5世代)はおしゃれなカラーが多いため、見た目の点でも愛着を持って使い続けられやすいと感じます。

ゲームに十分なハイスペックさを備えており安定して使える、ゲーム向けタブレットとして編集部イチオシです!

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【8.3インチ】iPad mini(2021年/第6世代)★小型で持ちやすい

写真:製品ページのスクリーンショット

続いて、2021年9月に発売されたiPad mini(第6世代)をご紹介します。サイズは8.3インチです。

iPad mini(第6世代)は、過去のiPad miniよりも高速なチップセットである「Apple A15 Bionic」(iPhone 13に搭載されたチップセットと同じ)が搭載されています。このため、今後数年はゲーム用タブレットとして十分な性能を維持できると期待できます。

また、8.3インチの小型であるため、両手持ちした際にも画面の上下に指が届きやすく、FPSなどのゲーム操作もしやすいサイズ感であると言えます。

本体カラーの選択肢もあるため、見た目の点でも愛着を持って使いやすいでしょう。

スマホのように両手持ちで使いやすいゲーム向けタブレットとしておすすめです!

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【10.9インチ】iPad(2022年/第10世代)★ポップな本体カラーも魅力

写真:製品ページのスクリーンショット

続いて、2022年10月に発売された最新機種であるiPad(第10世代)をご紹介します。サイズは10.9インチです。

チップセットは、iPhone 12に搭載されていたチップセットである「Apple A14 Bionic」が搭載されています。他のiPadシリーズよりはハイスペックでないものの、幅広いゲームを十分にプレイできます。

写真:製品ページのスクリーンショット

第10世代のiPadは、持っているだけでワクワクするようなポップなカラーバリエーションも魅力です。さらに、iPad(第10世代)専用のキーボード「Magic Keyboard」も、ブラックとホワイトの2色から選ぶことができるなど、見た目にこだわることもできます。

ゲームだけでなく日常使いにも愛用したい方におすすめのゲーム向けタブレットです!

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【10.2インチ】iPad(2021年/第9世代)★安さ重視

写真:製品ページのスクリーンショット

続いて、2021年9月に発売されたiPad(第9世代)をご紹介します。サイズは10.2インチです。

iPadは、iPadシリーズの中でも価格が安いのが最大の魅力です。Wi-Fiモデルでストレージ64GBの構成であれば税込49,800円から購入可能です。少しでも安いiPadが欲しい方におすすめです。

チップセットは、iPhone 11に搭載されていたチップセットである「Apple A13 Bionic」が搭載されており、他のiPadシリーズよりはハイスペックでないものの、幅広いゲームを十分にプレイできます。

また、iPadシリーズの中では3.5mmイヤフォンジャックが搭載された唯一のモデルです。Bluetooth無線接続をせずに直接ケーブルを挿入できるため、ゲーミングイヤフォンなどを遅延なしで使うことができます。

純粋にスマホよりも大きな画面でプレイしたいという方におすすめのゲーム向けタブレットです!

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ゲームにおすすめのAndroidタブレット

続いて、ゲームにおすすめのAndroidタブレットをご紹介します。

ゲーム向けタブレットとして利用できる高性能なAndroidタブレットを厳選しました。

【12.4インチ】Samsung「Galaxy tab S8+」★Android最強

写真:Amazonのスクリーンショット

まずは、世界最大級の総合家電・電子部品・電子製品メーカーである韓国のサムスン電子(SAMSUNG)のハイスペックなAndroidタブレット「Galaxy tab(ギャラクシー タブ) S8+」をご紹介します。サイズは12.4インチです。

Galaxy tab S8+は、iPadシリーズでいえばiPad Proに相当する性能と言える、ハイスペックなタブレットです。

チップセットには「Qualcomm Snapdragon(クアルコム スナップドラゴン) 8 Gen 1」が搭載されています。Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1は、最高速クラスのチップセットで、従来製品Snapdragon 888と比較してCPU性能が20%、電力効率が30%、GPU性能が30%向上しています。

メモリは8GBストレージは128GB搭載されています。さらに、10,090mAhの大容量バッテリーを搭載しており、45Wでの超急速充電にも対応しているため、長時間ゲームをプレイするにも安心です。

また、MicroSD(マイクロエスディ)カードによるストレージの増設にも対応しています。最大1TBのMicroSDカードの増設が可能であり、多くのゲームをインストールし、プレイできます。

ディスプレイは、2800×1752(WQXGA+)と超高解像度の有機ELパネルです。有機ELは、通常の液晶パネルに比べてより鮮明で美しい映像を楽しむことができます。さらに、リフレッシュレートは120Hzと高速であり、FPSなど競技性の高いeスポーツゲームも有利にプレイできます。

写真:製品ページのスクリーンショット

また、タブレットの背面にマグネットで固定して充電できる「Sペン」が付属しています。Sペンは、実際のペンのような書き心地で、メモやスケッチ、落書きなど、アイデアを形にできます。

ゲームを快適にプレイでき、仕事や遊びでも活躍してくれる、ゲーム向けAndroidタブレットとしておすすめです!

【14.6インチ】Samsung「Galaxy tab S8 Ultra」

さらに大画面な14.6インチモデル「Galaxy tab S8 Ultra」も販売されています。少しでも大きな画面でゲームを楽しみたいという方におすすめです。

【11インチ】Xiaomi「Pad 5」★Androidでイチオシ!

写真:製品ページのスクリーンショット

続いて、スマートフォンを中心とする中国の総合家電メーカーであるXiaomi(シャオミー)「Xaomi Pad(シャオミー パッド) 5」をご紹介します。サイズは11インチです。

Xiaomi Pad 5は、チップセットに「Qualcomm Snapdragon(クアルコム スナップドラゴン) 860 オクタコア」を搭載しています。

メモリは6GB搭載されているため、APEX Mobile、荒野行動、PUBG MOBILE、Fortniteなど高い処理能力を要求する3Dゲームも滑らかにプレイできます。ストレージは128GBと256GBの2モデルが販売されています。

さらに、120Hzのリフレッシュレートに対応したディスプレイを搭載しているため、動きの激しいゲームでもなめらかな映像でプレイできます。

本体カラーは、コズミックグレーパールホワイトから選ぶことができます。

価格も4万円台から購入可能とお手頃です。編集部は、基本的にはiPadシリーズの購入をおすすめしていますが、価格面や宗教上の理由からAndroidタブレットを検討されているのであれば、性能と価格のバランスが良いXaomi Pad 5がイチオシです!

256GBモデル

128GBモデル

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シャオミ(Xiaomi)
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【12.6インチ】NEC「LAVIE Tab T12」

写真:製品ページのスクリーンショット

続いて、国内の大手パソコンメーカーであるNECパーソナルコンピューターのハイエンドAndroidタブレット「LAVIE Tab(ラヴィ タブ) T12」をご紹介します。サイズは12.6インチです。

LAVIE Tab T12は、チップセットに「Qualcomm Snapdragon(クアルコム スナップドラゴン) 870オクタコア」を搭載しています。

メモリは8GB搭載されているため、APEX Mobile、荒野行動、PUBG MOBILE、Fortniteなど高い処理能力を要求する3Dゲームも滑らかにプレイできます。ストレージは256GB搭載されています。

ディスプレイは、2560×1600(WQXGA)と超高解像度の有機ELパネルです。有機ELは、通常の液晶パネルに比べてより鮮明で美しい映像を楽しむことができます。さらに、リフレッシュレートは120Hzと高速であるため、FPSなど競技性の高いeスポーツゲームを有利にプレイできます。

さらに、立体音響方式のDolby Atoms(ドルビーアトモス)に対応したJBL製の4つのスピーカーが搭載されており、様々な方向から音が聞こえるように感じられます。ゲームサウンドを立体的に感じることができ、魅力的です。

写真:製品ページのスクリーンショット

オプション製品としては、スタンドカバー付きのキーボードと、デジタルペンが販売されています。日本メーカーなだけあって、キーボードは日本語配列でありPCのように文字入力を効率的に行えます。デジタルペンも4,096段階の筆圧感知に対応しており高性能です。

国内メーカーでサポートにも定評があるNECのタブレットは、価格以上の安心感があります。ゲームも仕事も安心してタブレットを利用したい方におすすめです!

LAVIE Tab T12

NEC Lavie公式サイトでは、キーボードやデジタルペンをセットにして購入可能です。

【純正】スタンドカバー付きキーボード

【純正】デジタルペン2

【11.5/11インチ】NEC「LAVIE Tab T11」

写真:製品ページのスクリーンショット

続いて、同じくNECパーソナルコンピューター「LAVIE Tab(ラヴィ タブ) T11」をご紹介します。

1個前に紹介したLAVIE Tab T12の低価格モデルであり、11.5インチのモデルと11インチのモデルの2種類があります。

11.5インチのモデルのチップセットには「Qualcomm Snapdragon(クアルコム スナップドラゴン)730G」を搭載しており、より高性能です。メモリは6GBであり、APEX Mobileや、荒野行動、PUBG MOBILE、Fortniteなど高い処理能力を必要とするFPSゲームを滑らかにプレイするための最低限のスペックは満たしています。ストレージは128GB搭載されています。

11インチのモデルのチップセットには「Qualcomm Snapdragon 662」を搭載しています。メモリは4GBと抑えめであるため、カジュアルにゲームを楽しむ方や、MOBAやRPGのようにそこまで高い処理能力を要求してこないようなゲームをプレイする方に向いています。ストレージは128GBと64GBの2つのモデルが販売されています。

写真:製品ページのスクリーンショット

オプション製品としては、日本語配列に対応したスタンドカバー付きキーボードが別売りで販売されています。他社製品では英語配列が多い中、日本語配列の純正品を利用できるのは魅力的です。また、デジタルペンも別売りで展開されており、キーボードとペンでゲーム以外の仕事やクリエイティブな作業も効率的にできます。

信頼できる日本メーカーの、お手頃価格なゲーム向けAndroidタブレットとしておすすめです!

LAVIE Tab T11: 11.5インチモデル

11.5インチモデルに対応したスタンドカバー付きキーボードとデジタルペンは以下です。

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LAVIE Tab T11: 11インチモデル

メモリ4GB、ストレージ128GBの11インチモデルです。

メモリ4GB、ストレージ64GBの11インチモデルです。

NEC タブレット 11インチ LAVIE T11 (Android 10/Qualcomm Snapdragon 662/4GBメモリ/64GB/IPS液晶/シルバー PC-TAB11201
NECパーソナルコンピュータ

11インチモデルに対応したスタンドカバー付きキーボードとデジタルペンは以下です。

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【11.2インチ】Lenovo「Tab P11 Pro 2nd Gen」

写真:Amazonのスクリーンショット

続いて、中国の大手PCメーカーであるLenovo(レノボ)「Tab P11 Pro 2nd Gen」をご紹介します。サイズは11.2インチです。

こちらは、ディスプレイに2000×1200の高精細な有機EL(OLED)を採用したAndroidタブレットです。有機ELは、通常の液晶パネルに比べてより鮮明で美しい映像を楽しむことができます。さらに、リフレッシュレートは120Hzと高速であるため、FPSなど競技性の高いeスポーツゲームを有利にプレイできます。

チップセットには「MediaTek Kompanio 1300T」を搭載しています。メモリは6GBであり、APEX Mobileや、荒野行動、PUBG MOBILE、Fortniteなど高い処理能力を必要とするFPSゲームを滑らかにプレイするための最低限のスペックは満たしています。ストレージは128GB搭載されています。

また、Tab P11 Pro 2nd GenにはJBLスピーカーが4つ搭載されており、迫力あるリアルなゲームサウンドを楽しむことができます。また、フロントカメラは顔認証によるログインに対応するなどセキュリティの高さも魅力です。

ゲーム映像もサウンドもハイクオリティに楽しめるAndroidタブレットを比較的お求めやすい価格で入手できるため、ゲーム向けにおすすめです!

その他のAndroidタブレットをおすすめしない理由

最後に、その他のAndroidタブレットをおすすめしない理由について述べておきます。興味のある方は参考にしてみてください。

Huawei「MatePad 11/MatePad Pro」はGoogle Play非対応

国内でサポートの受けられる高性能のタブレットとして、Huawei(ファーウェイ)MatePad(メイトパッド)シリーズがあります。中でも「MatePad 11」などは、120Hzのリフレッシュレートに対応した高速ディスプレイを採用しており、性能という観点ではゲーム向けに十分です。

しかし、Huaweiは米国の安全保障上の観点から輸出規制リストに入れられており、米国企業であるGoogle製品の利用が認められていません。近年発売されているMatePadシリーズは、Androidの互換OSであるHarmony OSを搭載したタブレットです。そのため、Android向けのアプリケーションのストアである「Google Play」がMatePadでは利用できません

そのため、Android向けのゲームがMatePad向けには配信されていない場合もあり、当サイトではゲーム向けのタブレットとしてMatePadシリーズはおすすめしていません。

ただし、Harmony OSにAndroid向けのアプリケーションをインストールする方法がなくはないです。安全性に関しては自己責任となりますが、セキュリティ上の問題を理解しているという方にとっては、「MatePad Pro」「MatePad 11」は性能に対してコスパの高いゲーム向けタブレットになってくれるかもしれません。

安い中華系タブレットはメモリ不足

Amazonや楽天などで調べると、中国メーカーを中心に1万円代でAndroidタブレットが多数販売されています。また、ASUSやHUAWEIの旧モデルも格安で販売されています。

しかし、これらのタブレットは、WEB閲覧や電子書籍の利用には良いものの、ゲーム用途としてはスペックの面で厳しいです。一つの目安として、Androidの場合は、メモリ(RAMと表記されることもある)4GB以上のものを選ぶのが望ましいです。FPSなどの高負荷なゲーム用にタブレットを購入するのであれば6GB以上のものから検討してください。

NECとLenovoの8インチタブレットはチップセットの性能不足

現在日本でサポートを受けられる8インチのAndroidタブレットのうち、メモリ4GBの条件を満たす他のタブレットとしては、NEC「LAVIE(ラヴィ) TAB E TE708/KAS」と、Lenovo(レノボ)「Lenovo Tab M8」があります。

この2機種は、どちらもチップセットに「MediaTek Helio(メディアテック ヘリオ) P22T 2.3GHz 8コア」を採用しています。このチップセットはあまり高性能ではなく、ゲーム用としては非力と判断したので、今回のおすすめ製品からは省きました。

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以上で紹介を終わります。少し厳しめ評価の内容ですが、せっかく買うなら本当に役に立ち、長く使えるものを選んでいただきたいという思いで厳選しました。ゲームにちゃんと使えるタブレットを手にして、eスポーツをもっと快適にエンジョイできますように!

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