eスポーツ界には、通常のスポーツと同様に、プロチームやプロ選手が存在します。しかし、新聞やTVで特集される通常のスポーツ選手たちと比べて、eスポーツのプロ選手にお目にかかる機会は少ないものです。
この記事では、eスポーツ初心者の方に向けて、日本の代表的なeスポーツのプロチームを10個ピックアップしてみました。どのチームも、eスポーツ界で活躍中のエースたちが所属しています。日本にはどんなチームがあるのか、ぜひチェックしてみてください。
内容は、2019年7月10日時点での公式Webサイトの情報に準じています。それでは、見てみましょう!
世界大会出場経験ありの日本のeスポーツプロチーム
1.DeToNator(デトネーター)
2009年に設立された、日本の老舗eスポーツプロチーム集団です。ゲームの種目に応じた5つの部門があり、15人のプロ選手と、5人のストリーマーが所属しています。日本で唯一、海外を拠点に活動しています。どの種目でも数々の大会に出場し、実績を残しています。ゲーム配信やメディア露出も盛んに行っている、日本のeスポーツプロチームの先駆けともいえるチームです。
ゲーム種目:Alliance of Valiant Arms、Dota2、Overwatch、PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS、PUBG Mobile、ARMS、Fortnite
公式ホームページ:https://detonator-gg.com/
2.DetonatioN Gaming(デトネーション・ゲーミング)
2012年に設立された、日本のeスポーツプロチーム集団です。ゲームの種目やジャンルに応じた9つのチームがあり、44名のプロ選手が所属しています。日本国内外で多くの実績を残している、日本を代表するプロチーム集団の1つです。チームの1つである「DetonatioN FocusMe(デトネーション・フォーカスミー)」チームは、日本発のフルタイム・給与制を採用して話題となりました。
ゲーム種目:League of Legends、PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS、Rainbow Six Siege、Splatoon2、ストリートファイター、ドラゴンボールファイターズ、大乱闘スマッシュブラザーズ、Shadowverse、Hearthstone、ドラゴンクエストライバルズ
公式ホームページ:http://team-detonation.net/
3.Libalent(リバレント)
2017年に設立された、日本のeスポーツプロチーム集団です。ゲームの種目に応じた4つのチームがあり、18人のプロ選手が所属しています。国内外の大会への出場や、動画配信、イベントへの出演など、精力的に活動しているチームです。ゲーム種目「Shadowverse(シャドウバース)」のふぇぐ選手は2018年の世界大会で優勝、1億円の賞金を獲得して世間を騒がせました。
ゲーム種目:Splatoon2、Shadowverse、Call Of Duty、Vainglory
公式ホームページ:https://www.teamlibalent.com/
4.父ノ背中(ちちのせなか)
2016年より活動を開始した、日本のeスポーツプロチーム集団です。11人のプロ選手が所属しています。ゲーム種目「Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)」の実力は世界レベルであり、大会にも多く出場しています。所属選手らは動画配信やメディア露出にも力を入れており、eスポーツ業界では最も認知度の高いプロチームの1つです。
ゲーム種目:Rainbow Six Siege、PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS、Battlefield1、ストリートファイターⅤ アーケードエディション、Apex Legends、その他FPS
公式ホームページ:http://www.titinosenaka.com/
5.SunSister(サンシスター)
2010年に結成された、日本のeスポーツプロチーム集団です。ゲームの種目に応じた7つの部門があり、38人のプロ選手と、11人のストリーマーが所属しています。国内大会や世界大会で多くの好成績を収めている、名門プロチームです。ゲーム種目「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」では2018年に日本一の座を手にしました。
ゲーム種目:PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS、大乱闘スマッシュブラザーズ、PUBG Mobile、Rainbow Six Siege、Call of Duty、Fortnite、Alliance of Valiant Arms
公式ホームページ:https://sunsister.jp/
6.CYCLOPS athlete gaming(サイクロプス・アスリート・ゲーミング)
2016年に発足した、大阪を拠点とするeスポーツプロチーム集団です。ゲームの種目に応じた6つのチームがあり、23人のプロ選手が所属しています。業界ではまだ珍しい女性選手も所属しています。世界大会への出場件数を着々と伸ばしている、これからの活躍が期待されるプロチーム集団です。
ゲーム種目:ストリートファイター、ドラゴンボールファイターズ、鉄拳、BLAZBLUE、FIFA、ウイニングイレブン、PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS、Rainbow Six Siege
公式ホームページ:http://cyclops-osaka.jp/
7.野良連合(のられんごう)
2016年に発足した、日本のeスポーツプロチーム集団です。ゲームの種目に応じた5つの部門があり、43人のプロ選手と、8人のストリーマーが所属しています。国内外の大会での優勝実績も多い、実力派プロチームです。ゲーム種目「Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)」では、2019年に世界4位の座を手にしました。
ゲーム種目:Rainbow Six Siege、ForHonor、Overwatch、PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS
公式ホームページ:https://www.norarengou.com/
8.SCARZ(スカーズ)
2012年に設立された、日本のeスポーツプロチーム集団です。ゲームの種目に応じた12つの部門があり、50人のプロ選手が所属しています。外国人の選手も所属しています。国内大会での優勝経験や世界大会への進出など、多くの実績を残している巨大プロチームです。eスポーツの大会を主催するなど、eスポーツコミュニティの活性化にも力を入れています。
ゲーム種目:Arena of Valor、Call of Duty、Counter-Strike: Global Offensive、Dota2、FIFA、Fortnite、Hearthstone、PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS、PUBG Mobile、Rainbow Six Siege、大乱闘スマッシュブラザーズ、Winning Eleven
公式ホームページ:https://www.scarz.net/
9.FAV gaming(ファブ・ゲーミング)
2018年に設立された、日本のeスポーツプロチーム集団です。ゲームの種目に応じた3つの部門があり、15人のプロ選手が所属しています。ゲームの情報誌発行やイベント運営などを行うゲーム会社「ジーズブレイン」が運営しています。現時点で設立1年程度の若いチームですが、どの部門の選手も世界大会へ出場している、一流プロチームです。
ゲーム種目:ストリートファイターV アーケードエディション、クラッシュ・ロワイヤル、Rainbow Six Siege
公式ホームページ:https://www.favgaming.com/
10.Green Leaves(グリーン・リーブス)
2012年に結成された、日本のeスポーツプロチーム集団です。ゲーム種目は2種目で、11人のプロ選手と、1人のストリーマーが所属しています。サザンオールスターズやPerfumeなどが所属する株式会社アミューズとのマネジメント契約を結んでいます。ゲーム種目「Overwatch(オーバーウォッチ)」のチームは、アジア太平洋地域を対象としたオンライン大会での優勝経験もある実力派です。
ゲーム種目:Overwatch、Fortnite
公式ホームページ:https://green-leaves.net/
日本のeスポーツプロチームは、今回ご紹介した数の倍以上あり、国内外の様々な大会に出場しています。プロチームの活躍は、動画配信を通じて観ることができますよ。ぜひあなたの好きなゲームの大会を観戦して、プロたちのレベルの高い試合を堪能してみてくださいね!
※サムネイル画像のphoto credit: david.ihl DSC02922 via photopin (license)
※記事中の画像はすべて公式ホームページをキャプチャーしたものです。
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