ASUS「ZenScreen MB16ACV」開封・使用レビュー

モニターレビュー記事

eスポーツをはじめよう!編集部は、記事の編集作業をカフェやコワーキングスペースなどの外出先で行うことが多いです。外出時にはSurface Proを利用していますが、本格的な編集作業をしたい際には、Surface Proの1つの画面では正直非効率です。

そこで、外出先でのサブモニターとして、ASUSのモバイルモニター「ZenScreen MB16ACV」を購入しました。今回は、開封・使用レビューしていきたいと思います!

関連記事:ASUSのモバイルモニターのおすすめ紹介

スポンサーリンク

購入のポイント

数あるモバイルモニターの中からMB16ACVの購入を決めたポイントは2つありました。

三脚を装着できること

MB16ACV購入の決め手となった最大のポイントは、モニターの背面に三脚用のねじ穴が搭載されていることです。

写真:製品ページのスクリーンショット

外出先では、5時間を超えるような長時間の編集作業を行うことがよくあります。Surface Proのようなノートパソコンでは、モニターを見るために下方向を見続ける必要があり、姿勢がどうしても悪くなります。悪い姿勢を長時間続けると身体に不調が出ます。

そこで、三脚を装着でき、モニターを目線の高さに設置できることを重要視して選びました。

USB Type-Cでの接続に対応していること

2つ目のポイントは、MB16ACVがUSB Type-Cでの接続に対応していることです。

今回購入するモニターは、Surface Pro 8のサブモニターとしての利用を前提にしていました。Surface Pro 8は、USB Type-Cのコネクタを2つ備えています。このUSB Type-Cのコネクタからモニター出力するため、モニター側もUSB Type-Cでの接続に対応している必要があります。

また、今後購入するであろうノートPCも、HDMIではなくUSB Type-Cでのモニター出力が基本になっていくと考えているので、長く使うためにもUSB Type-C対応は重要なポイントでした。

製品名MB16ACV
パネルIPS 15.6インチ
解像度FHD (1920×1080)
入出力PC接続用:
 USB Type-C(DP Alt mode) x1
スピーカーなし
サイズ433×283×82mm
重量830g
その他キックスタンド搭載
三脚用ねじ穴搭載
専用ケース付属

開封レポート

それでは、まずは定番の開封レポートをしていきます。

写真:編集部で撮影

外箱です。ビジネス用途がメインの製品であるため、外箱は落ち着いています。

写真:編集部で撮影

外箱を開けると専用ケースが出てきました。専用ケースの下に、モバイルモニター本体と付属品が収納されています。

写真:編集部で撮影

内容物の一覧です。本体と専用ケース、USB Type-Cケーブル、USB Type-A⇒USB Type-Cケーブル、マニュアル類が付属します。MB16ACVは、PC側にドライバを入れることでUSB Type-Aでの接続も可能となります。

写真:編集部で撮影

専用ケースはMB16ACVにぴったりとしたサイズです。接続ケーブルをしまうようなポケットなどは無い、シンプルな作りです。

写真:編集部で撮影

正面からの撮影です。右下が電源ボタン、左下がメニューのコントロールボタンです。

写真:編集部で撮影

入出力はUSB Type-Cコネクタのみです。映像入力と電源入力をこの1つのコネクタでまかないます。

写真:編集部で撮影

背面です。真ん中に三脚用のねじ穴が開いています。また、下半分は跳ね上がってスタンドとなる構造です。左下のスタンド部分は斜めの切り込みになっています。この斜めの角度で縦置きしたときにちょうど良い傾斜になります。

写真:編集部で撮影

スタンドを使って横置きで立ててみたところです。

写真:編集部で撮影

こちらは縦置きで立てたところです。

以上、無事に開封できました。シンプルな構成でありながら、必要なものはすべて揃っている印象でした。

三脚を使ったMB16ACVの使用方法

MB16ACVの一番のポイントは、三脚用のねじ穴が搭載されていることであることはすでに述べました。ここでは、実際に三脚をMB16ACVに装着した様子をご紹介します。

写真:編集部で撮影

まずは、Amazonで購入した三脚を背面のねじ穴にします。

写真:編集部で撮影

三脚を広げて立ててみました。完全に小型モニターと化します。

写真:編集部で撮影

Surface Pro 8と接続したところです。上下にモニターを並べることができました。これで外出先でも正しい姿勢でPCを利用しつつ、2画面で効率的に編集をすることができます。

セットアップに関しては、モニターに三脚をつけるのは少しめんどくさいですが、Surface Pro 8とMB16ACVの接続がUSB Type-Cケーブル一本で済むのは好印象です。

なお、三脚に関しては、「ULANZI MT-16」というミニ三脚を使っています。自撮りやVlog撮影を想定した三脚のようですが、安定感があって気に入っています。重量も軽いため、持ち運びもしやすいです。

外出先でMB16ACVを使ってみた感想

MB16ACVを、カフェやコワーキングスペースで実際に使ってみました。

モニターの位置を高くできることで姿勢が良くなることはもちろん、15インチでFHD(1920×1080)という解像度もちょうどよく、目の疲れも軽減したように感じています。

また、発色も素直であり、利用してて特に違和感はありませんでした。総じて、使い勝手は非常に良いです。

写真:編集部で撮影

上の写真は、先日訪れたコワーキングスペースでのセットアップの様子です。

ここではhpの27インチ・FHDのモニターが机に設置されていたので、MB16ACVと合わせてトリプルモニターの設定にして編集作業を行いました。

外部モニターを2枚使えると、ほとんど編集部での編集環境と同じになり、非常に作業効率が上がります。このセットアップが快適すぎたため、どこでもトリプルモニターで編集できるようにMB16ACVを買い増そうか検討中です。

基本的にMB16ACVには大満足ですが、あえて不満を挙げるとすれば、付属ケーブルは少し硬すぎるかなという印象はあります。そのうち柔らかなケーブルを買いなおすかもしれません。

まとめ

ストレートネックや腰痛など、PC作業に伴う姿勢の悪さからくる体調不良に悩まされている人も多いのではないかと思います。外出先でも正しい姿勢で効率よく仕事や作業を進めたいという方に、MB16ACVは自信をもっておすすめできるモバイルモニターです!

HDMI入力に対応したモニターを検討しているなら、MB16AHもおすすめめです。MB16ACVと同様、三脚用のねじ穴が搭載されています。

関連記事:ASUSのモバイルモニターのおすすめ紹介