Amazonでゲーミングキーボードを探していると、謎のメーカー「NPET」の商品が上位にランクインしていることがあります。NPETとは、一体どんなメーカーなのでしょうか?
この記事では、謎のメーカーNPETについて詳しく調べた結果と、またおすすめできるNPETのキーボードをご紹介していきます!
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NPETってどんなメーカー?
「NPET(エヌピーイーティー)」は、キーボードやマウスなどのPC周辺機器に加え、ペット用品やスケートボード、美容ヘルスケア、ホームキッチン製品など、様々な商品を取り扱っているオンライン販売業者です。
ペット餌やり機の開発を専門とするエンジニアリングチームがあるなど、ペット用品が主軸の一つなっているようです。NPETという名も、ペットから来ているのかもしれません。ペット用品とゲーミングキーボードを一緒に売っているとは、ユニークな会社ですね。

そんなNPETは、Amazonや楽天などのオンラインショップでゲーミングキーボードを販売しています。Amazonのゲーミングキーボードランキングで1位になることもあり、隠れた人気メーカーとなっています。

記事執筆時点(2020年11月)では、ゲーミングキーボードの売れ筋ランキングでは、Logicool G(ロジクール ジー)やCorsair(コルセア)といった大手メーカーのゲーミングキーボードを抜いて第1位に入っています。
NPETの公式HPには「高品質の製品を最も低価格で提供」と記載があります。売れ筋ランキング上位の常連となっていることから、技術力の高さやコスパの良さが実際にユーザーに評価されていることが伺えます。
NPETキーボードの特徴
NPETのキーボードの特徴をさらに深堀してみます。NPETのキーボードは、以下の4つが大きな特徴だと言えます。
特徴1.安いのに2年間の保証付き
ゲーミングキーボードの多くは、カチカチした音が特徴のメカニカル式のキースイッチを使用しています。しかし、メカニカル式は作りが複雑であるため、値段高くなりがちです。
一方で、NPETのゲーミングキーボードはメンブレン式のキースイッチを使用しています。メンブレン式は作りが簡単であるため、安価に抑えることができます。
また、ゲーミングキーボードといえばキーボード本体がイルミネーション発光することが特徴ですが、NPETのゲーミングキーボードは、イルミネーションを細かく制御することができません(キーボード本体でいくつかのパターンから選択できるのみです)。さらに、複雑なキー入力を登録しておくマクロ登録機能もありません。
このように、NPETのゲーミングキーボードは、メンブレン式の採用と、複雑な機能の省略によって、値段を安く抑えることに成功しているのです。それでいて、2年間の製品保証がつきますので、安心して試せるキーボードだと言えます。
特徴2.日本語配列がある
キーボードのキーの並びには、日本語配列と英語配列があります。日本で市販されている多くのキーボードは日本語配列です。日本語配列と英語配列は、記号などの並び方が大幅に異なるため、日本語配列に慣れている方が英語配列を使用するのは、ストレスになることがあります。
多くのメーカーが出している格安ゲーミングキーボードは、英語配列のものがほとんどです。しかし、NPETには日本語配列があります。日本向けにつくられた日本語配列のゲーミングキーボードが2000円前後で購入できるのは、もはや奇跡です。
日本語配列があるという点も、NPETのゲーミングキーボードが日本で支持される大きな魅力の1つだと言えるでしょう。
特徴3.耐久性・防水性が高い
さらに実用的な側面として、耐久性と防水性の高さが挙げられます。耐久性については、6,000万回の打鍵に耐えられるように設計されています。さらに、飲み物をこぼしても壊れないような防水設計が施されています。
特徴4.キーロールオーバー対応している
キーロールオーバーとは、複数のキーが同時に押されたことを認識する機能のことです。たとえば「2キーロールオーバー」は、2つのキーの同時押しを認識できることを意味します。
ゲームプレイでは、複数キーの同時押しが勝敗を左右することがありますので、キーロールオーバー対応していることは重要です。
NPETのゲーミングキーボードは、ゲームでよく使われる左側のキーを中心に厳選してキーロールオーバー対応することで値段を抑えています。キーロールオーバーに対応しているキーの数は、機種ごとに異なります。
NPETのおすすめゲーミングキーボード
続いて、NPETのおすすめゲーミングキーボードを紹介していきます!
K10:Amazonの売れ筋ランキング常連のフルキーボード

「K10」は、常にAmazonのゲーミングキーボード売れ筋ランキングの上位に入り続けている、人気のフルキーボードです。Amazonの口コミでも、2,000円前後のキーボードとは思えないほどしっかりしていると評判です。
日本語配列は自然なキー配列で、多くの人が違和感なく使えるようになっています。ただし、通常スペースキーの左右に配置される「無変換」「変換」キーが省略されています。この2つのキーを日常的に利用している方はご注意ください。
キーロールオーバーは、ゲームでよく使われれる左側のキーを中心に26キーが対応しています。(対応キー:Tab、Q、W、E、R、T、Caps Lock、A、S、D、F、G、Alt、Ctrl、Shift、Z、X、C、V、B、M、Space、↑、↓、←、→)
日本国内では、ブラックとホワイトの2色が購入可能です。家の雰囲気やPCデスクの雰囲気に合わせて選択してみてください。
はじめてのゲーミングデバイスを検討されていて、キーボードとマウスを両方探しているようでしたら、イルミネーション機能のついたゲーミングマウスとセットの「S20」もお得です。
G20:テンキーレスで省スペース

「G20」は、テンキー(右側の数字キー)を省略したテンキーレスタイプの日本語配列ゲーミングキーボードです。
テンキーレスで横幅が小さいため、マウスを動かすスペースを大きくとることができます。FPSなど激しくマウス操作をするeスポーツプレイヤーを中心に人気のキーボードです。
G20はフルキーボードのK10と異なり、スペースの両端に「無変換」「変換」キーが実装されており、自然な日本語配列のキーボードになります。
キーロールオーバーはゲームでよく使われれる左側のキーを中心に19キーが対応しています。(対応キー:Tab、Q、W、E、A、S、D、Shift、Z、X、C、B、Ctrl、Alt、Space、↑、↓、←、→)
配列にこだわりのある方や、省スペースなキーボードを好む方におすすめのキーボードです。
T20:38キーの片手キーボード

ほとんどのPCゲームは、左手でキーボードを操作し、右手でマウスを操作します。「T20」は、そんなプレイスタイルのために開発された、左手専用の片手キーボードです。
T20も、片手キーボードとしてAmazonで売れ筋ランキング2位を獲得しており(2020年10月現在)、高級ゲーミングデバイスメーカー「Razer(レイザー)」の片手キーボードの次に人気だと言えます。
片手キーボードで日本語を打つことはほとんどないと思いますが、T20は英語配列である点にはご留意ください。また、キーロールオーバーは、全キーである38キーが対応しています。まさに、ゲームのための片手キーボードですね。
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